心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

体、置いてきてない?


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やる気があるのに体が動かない

 

動けるのに心が乗らない

 

そんな時って人間誰しもある

   

肩がこってそうなのに、「肩こりを感じたことがないです!」とか、いかにも腰痛持ちっぽいのに、「腰なんて痛くなったことないです!」って言う人ももしかしたらおなじなのかもしれないなと先日思ってみました

 

そういう人はたぶん自分の事を把握出来ていない

 

自分の事を把握出来ていない人って、素直じゃないし自分に優しくない

 

だって、本当にそれをやりたいかどうか?自分がどう思ってどう感じているか?っていう自分の気持ちを見ずに、「誘ってくれた友人に悪いから」とか「今しかチャンスは無いから」とか「流行ってるから」とか外側の理由ばかりを並べて、物事を決めてしまう

 

自分の気持ちに気がつこうとしていないのだ

 

ほんと優しくない

 

その自分の思いや自分の体に向き合って、自分に無理のない欲を丁寧に満たす事を、人間は成長過程で学んでいくのかもしれないです

 

とっても若い時に、それを得られる人もいるかもしれないけれど、死んでも得られない人もいるのかななんて思います

 

思春期ぐらいらか、そっとそれを学んでいける時期が始まって、私なんて今もまだ学び中かも

 

結婚して、子供が生まれて、子供が巣だって、孫が出来て、状況が変わるにつれて自分のバランスを整えながら、そっと欲張らない自分の満たし方を獲得していくのが、楽に生きていく方法なのだと思います

 

肩がこっていて腕が上がらない状況なのに、それが普通だと思って頑張っている人は、すごいかもしれないけれど、ここからどんどんと色々な事に挑戦出来る伸び代なんてない

 

頑張っても辛いだけかもしれないし、もしかしたら体を壊すかもしれない

 

そんな人に、周囲も頼めない

 

結局、チャンスも巡って来ない

 

そんな悪循環にはまらないために、とにかく自分を見てあげたいな

 

心と体を一致させることを、これから先自分にも教室に通う人達にも浸透させていければいいな

 

ちぐはぐで、体をどこかに置き去りにしていませんか?

 

心も置き去りにしたら、自分はどこにいるのか分からなくなりませんか?

 

リモートの時代だからこそ、何でもてに入れられるからこそ、欲張らないで少ない物で自分を満たしてあげたいなって思います

 

今の時代リモートだけど、リモートじゃない良さもあるかもね