心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

人を見下して自己評価を上げる子

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親子での運動プログラム「めざせNO.1」をやっていると、運動の出来ない子で人の出来ないのをバカにする子によく会う

どちらかといえば、下の子に多い

小さい頃から、年の差がある為に当たり前に上の子よりも出来ない事が多い

だから、劣等感がハンパない

その劣等感を何とかしたくて、自分が出来ようが出来なかろうが人が出来ない事で劣等感をもつ

ここから、負けず嫌いになるのは想像がつくだろう

でも、上の子を抜かす方法が分からなかったり、頑張っても勝てないと思ってしまうと、頑張る事を諦めてしまうのです

そして「やれば出来るけどやらないだけ、お兄ちゃんや周りが出来ないとバカにする事で出来ない人と出来ない奴を上から目線でみる自分」という対比して自分の評価を上げる方法を身につける

出来ないイライラを上の子を蹴ったり叩いたりして発散してみたり、相手の邪魔をして蹴落としてみたり、頑張ってる上の子を茶化したりしてバカにする

兄弟でやっていると、まあよくある光景なんだけど、これは小学校でも中学校でも社会人でも他人でよくある

ところで、この出来ない子をバカにする子達、本当は、出来るようになりたかった子達だ 自分が出来るようになって、出来る子側に立ちたかった子達なのだ

ただ、年齢故に上の子に勝つ方法が分からない

でも、大抵、「めざせNO.1」に通い始めて半年から1年立つと劣等感から開放されてくる

出来るようになるのは、上の子が得意ではない所だったりする

人と違う所で違う物を努力する事で、何かで抜かせるかも!とか追いつくかも!って思った瞬間に物凄い努力したりする

自分がやれば出来ると分かって努力してその結果出来るようになると、出来ない子を教えたり応援出来るようになる

気が付くと、人の事をバカにする事はなくなる場合も多い

これ、弟にほんとに多い

たぶん、昔は近所の子で色々な遊びをしたはずだ

その中で、人と違う特技をそれぞれ見いだす事って出来たのかもしれない 最近は、そういう事もない

どうしても兄弟は同じ習い事をするし、同じゲームをする ルールが同じなのに年齢が違う

親が見てくれても親の取り合いだし、性別が違えばまだマシかもしれないけど別々に評価するのって難しい

下の子に上の子が抜かされちゃったらそれはそれで上の子が拗ねちゃったりして難しい

考えたら、大人になったら自分の苦手な事や嫌いなものから逃げて生活することが出来る

出来ないことが出来るようになる経験って子供の頃しか当たり前には出来ないのかもしれないって思う

その出来る経験から自己評価の仕方とか努力の仕方とかが身につくなら、その頃にしか他人を見下す考え方の癖は治らないのかもしれない

そう思うとやっぱり子供の時期大切だ

自己愛性人格障害者の脳が小さい子のままだって言うのは、この嫌な事に向き合う事が出来る時期で止まってるって事なのかもしれない

後から何とかなるのか??

難しいかも

mezase-no123pilates.jimdofree.com