心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

優し過ぎる先生の学級崩壊の仕方

f:id:pilatesno-1:20210212093319j:plain物凄い優しい先生がいました

 

何があっても怒りません

 

授業中居眠りしている生徒に「疲れてるとお思うので寝かして上げましょう」と言っていたとのことでした

 

それを聞いて「ずいぶん優しい先生なのね」と私は言いました

 

懇談会、その先生は御経のように話し、お母さん達をまとめる事も出来ませんでした

 

先生なのにリーダーシップが無いのです

 

何をやるかも決まらず、時間だけが過ぎていきました

 

家庭訪問時「もう少し子供達を振り向かせる喋り方をした方がいいかもしれません」と伝えました

そんなにストレートにはいえませんでしたけど…

 

そのうち、我が子が保健室登校になりました

 

学校にいるのがしんどいと…

教室にいるのがしんどいと…

担任の先生がしんどいと…

 

そして、年度末まで担任の先生の授業以外の授業と給食の時間だけを教室で過ごしました

 

小学校低学年です

 

ただ優しいだけでメリハリが無いのは、危険です

 

おまけに、出来ない子供や騒ぐ子をメインにクラスを運営する先生は学級崩壊を招きます

 

問題がある子が先生を独占して、きちんと授業に向かう子や静かな子を放って置くと、きちんとした子達が待たされて授業が出来ない事が日常化します

 

静かに待っても意味が無いと子供達が思うのです

 

集中力のある子の集中力を消耗して、集中力の無い子も集中させることが出来なければ、誰もが集中力を欠いたクラスになるのは当然です

 

子供達を引っ張るには、ある程度技術がいります

 

その学年にあった集中力を先生が引き出さないとあっという間に学級崩壊になってしまいます

 

そんな先生に今まで3人ほど会いました

 

毎年、常連のように学級崩壊が起きます

 

先生の質ってほんとにバラバラです

 

同じ質の教育が受けられないのは仕方が無い事だけど、このクラスに一年通い続けるのは辛いなあと思う事ってある

 

校長先生が「先生も成長するために頑張ってます」って仰っていました

 

でも、子供達が実験台は勘弁です

 

先生の質って上げることは出来ないのでしょうか?