心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

ずっと悔しいなんて感情を見ない事にしてきた

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めざせNO.1親子運動プログラム

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時々に運動がとことん出来ない子がやってくる

 

日常生活がスムーズに出来ない位の運動能力に親子でどうすることもできず、藁をも掴む気持ちで来てくれたのだと感じるような…

 

そんな子供達は、出来ない事は仕方がないと思って生きてきた

 

だって動く事は辛いこと

   

疲れるし、出来ないし、バカにされるし、つまらない

 

だから、出来ないから悲しいなんて思わない

 

抜かされたから悔しいなんて感じない

 

感じて無い訳じゃないけど、その気持ちに気が付くと生きていけない位辛いから見ない

 

バカにされても仕方がない

 

笑って過ごすしか無いのだ

 

そして、運動が出来ないだけじゃなくて、勉強も出来無くなってしまう子もいる

 

何もかも、頑張る意味が分からない

 

練習もしたくない

 

羨ましいとも思わない

 

勝ちたいなんて思っても勝った事なんて無いから意味が無い

 

イライラは親や兄弟など当たれる場所に当たったり甘えたりして発散する

 

とにかく自分の感情に向き合わない!

 

全てを諦める

 

そんな小学生

 

辛かったに違いない

 

親だってどうすることも出来なかったに違いない

 

でも、そんな子も1年も経てばガラッと変わります

 

負けたくないって気持ちが出てくる

 

やれば出来るって思える

 

練習したら出来るんだと信じれる

 

勝てたら嬉しいって喜べる

 

負けたらやっぱり悔しい

 

前の自分より出来た自分に喜べる

 

もっと自分に正直になれればいいなと思う

 

いつか頑張った自分も、頑張ってる仲間にも優しく応援出来る日が来るはず

 

みんな、そうなっていったから

 

みんな、動くのが楽しくなったから

 

出来ない事があることは、これから出来ることが沢山あるということ

 

出来ない子が出来るようになるということは、はじめから出来る子が当たり前に出来る事より、何倍も価値があること

 

その出来る過程を知っている事が、これからの人生で財産となって武器となる事を、私は知っています

 

小学生で全てを諦めるなんて早すぎる

 

一度全てを諦めたなら、そこから全てを物にするくらいの力は持っているはずだと信じています

 

いつか全力を出しきれる自分を夢見てほしい

 

そんな過程を今は日々見ています

 

人が成長していくのは楽しみです

 

まだ10歳やそこらで、諦めてるなんて笑っちゃう

 

いつか、皆でそんな自分を笑ってやりましょう!