「自分の限界は自分で作る」って??
自分の限界は自分で作るってよく言う
要するに「ダメだー、限界だ」と思った瞬間が自分で作った限界ということなんだけど、それとはちょっぴりニュアンスが違う限界を思った
いつも頑張って勉強していると思っていた人がいるとする
周りから見たら、大して頑張っているようには見えていないけど、本人は「凄く頑張った」と言う
本人としては「頑張ってるけど出来ない」という印象
こんな状況は親子で良くある
ある時、その人はどうしてもある試験にパスしたいと、寝る間も惜しんで勉強したとする
ご飯を食べながら覚えたり、お風呂にも教科書を持ち込み、良いと言われる暗記方法を片っ端から試したとする
その経験で、その人が試験にパスしてもしなくても、自分の時間の全てを使った限界の自分を獲得する
試験にパスすれば、そのやり方で良かったし、パスできなければ、やり方が間違っているか、自分の力を出す時期を誤ったかのどちらかなんだろうと思う
だって、もうそれ以上の頑張りは1日24時間の中では難しいと思うほど頑張ったのだから
そんな風に思えたら、その「限界を獲得した」という事実がその人の財産だなって私は思うんです
その自分の限界を基準に、前の自分を見てみたら、確かに頑張って無かったし、出来なかったのも当然だし、周りに言われていたことも仕方がないと理解出来るだろう
その事柄がその人の人生でキーになる出来事になるだろうし、その頑張りを見ててくれる人や前の自分を振り返って成長に気づかせてくれる人は、親でも先生でも友達でもきっとその人にとって掛け替えの無い人になるのだろうと思う
これは、勉強だけではなくてスポーツや人間関係でも同じ
どこかで、自分の身体や心や頭をMAXまで使った経験は、それからの人生で必ず生かされる
だから何かをやり遂げるには体力が必要だし、色々な事を突き詰めていくことや、子供の頃にスポーツをする事で頑張るとか試合までに頑張る事が大切なのかもしれない
好きじゃなきゃ、MAXまでやることも難しいし「結果がどうであれその過程が素晴らしい」なんて思えない
好きなことを自分の限界まで集中力を上げてやってみる経験を大人も子供もしてほしいと思う
子供の頃に、そんな自分の限界を少しでも獲得出来たなら、その子は物凄い人になるに違いない
そしてまたいつか、その限界をも越える日が来るだろう
ちなみ、今の時代はそんな限界を獲得している人は少ない
「もう限界だ!」「出来ない!」なんて簡単に言ってしまう大人も子供も多い
私は、他人の「もう出来ない」とか「もう限界だ」とかを聞いたとき、その言葉を発したところがその人の経験なんだ!と思う
限界が早ければ、その人はそこまでの経験しかしたことが無い人だろうと理解する
きっと、他の事でも限界は私の思う限界よりもかなり近くにあり、チャレンジの仕方も努力についても私とは価値観の合わない人だろうと思う
親の価値観に添う形で、その限界がどこにあるかも分からない子供達も沢山いるし、限界を自分で獲得する経験なんて、最近はその辺に転がってはいない
知識ばかりあっても、経験でしか得られない事は沢山ある
すぐに諦める子、競争心を持てない子、頑張る意味も分からない子、夢を持てない子が増えている事は、もしかしたらそんなところから来るのかもしれないなと思った
そんな人達がすでに大人になって、子育てをしている
無限に広がる自分の可能性は、自分の今までの限界を越えた瞬間にあると私は思う
そんな経験が一生のうちに一度でも出来れば良いよね
実は先日そんな瞬間を見ることが出来た
あの年齢であの集中力と精神的なコントロールの仕方が出来たら凄い!!
圧巻だった
ありゃ、大物になるわ
ジャニーさんって、子供達か限界を越えるお手伝いをして、その未来の可能性を引き出した人なのかな?なんて思う
私も自分の限界を越えた限界を作るお手伝いをちょっぴりしています
最近の子の限界は低いので、そんなに大変な事では無いですが、その辺に転がってはいないので、やってみると本当に面白い
子供も大人も未来が輝く瞬間に目の色が変わります
ワクワクするって大切です
親子で運動プログラム「めざせNO.1」