心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

学校教育の体育って必要?運動が苦手な人の運動不足解消ってどうする?


学校教育に体育の授業って必要?って疑問

私の個人的な考えですが今のままだといらないなって思います

そんな思いとは裏腹に、学生時代の運動はとっても大切です

だから、体育の時間楽しく皆で運動をすることはいいと思うんです

でも、学校の体育って楽しいですか?

 

縄跳びとかプールとか分かりやすいと思うのですが、出来る子が「出来るを見せる時間」、出来ない子は「出来ないを思いしらされる時間」なんじゃないかな?って思います

 

運動が出来る子は、その後少年団やクラブチームに入って、プロの先生に教えてもらうことによって、人の話を聞いて練習すると出来るようになる事、目標を達成する事など、運動をする事で生きていく上で大切なことを学ぶんです

 

それに対して出来ない子は、家で練習してきてください!

休み中の課題です!って…

先生が出来るコツを教えてくれる訳じゃない…

 

運動大好きな体育の先生が、運動が出来る子に向けて運動のすばらしさを教える時間

 

運動が苦手な子の体育の時間の居づらさや運動が出来ない理由を紐解きながら運動が出来るようにしてくれる時間じゃないんです

 

出来る子と出来ない子を分けても、出来ない子を出来るようにするために授業がある訳じゃないんです

 

小学校なんて、もしかしたら運動が出来る子は体育の出来る先生がついて、運動が出来ない子にはちょっぴり運動が苦手な先生がついたりしちゃうことだってあるかもしれないです

 

なんせ、担任制ですから…

 

運動って、特に学生時代はやればやるほど上手になります

どんなに不器用で運動が出来ないなって諦めちゃうような子でも、ものすごい伸び代があるんです

 

なのに、不器用な子達は体育で「出来ない自分」を自覚させられて、恥ずかしい思いをさせられて、おまけに何をやっても出来ない事を思いしらされる

なんだったら、運動神経抜群の子達から「あいつはだめだな」なんて言われちゃう

 

運動が嫌いになるのは当然なのかも

 

小中学校で運動が嫌いになってしまった人は、それを一生ひきずっています

「運動が苦手」「運動神経が悪い」「運動神経がない」って言葉大人になっても聞きます

 

そのせいで、運動で学べる目標の達成の仕方や自分の体や心のコントロールの仕方を学ぶ機会が減ってしまうかもしれないです

 

運動にはめっちゃ練習しなきゃ出来ないことも多いですが、コツさえつかめば出来るようになる事だって実はたくさんあるんです

学校では向上心をくすぐる楽しい授業が出来たらいいのになあと思います

 

面白い先生がいたら皆その道に行ってしまうくらい学校の先生の影響って大きいんですから、体育が嫌いになるほどの影響を自分が与えてる自覚を先生達には持って欲しいなあと思います

 

 

ちなみに、もう既に苦手意識を持ったまま大人になってしまった方は…

 

運動しなきゃ健康に悪いよねなんて思いつつも運動不足を放置しがちです

 

そんな方は、とにかく、興味が持てそうな先生がいる習い事を探してみてください!

学校の先生と一緒で、先生の影響って本当に大きいです

上手になりたくなる気分にさせてくれる先生と出会えば、運動が苦手でも続けられるし、結果運動不足なんかに悩まなくても済むと思います

 

休みたくなくなるほど楽しい習い事が見つかれば、一生健康で幸せかもしれません

 

なんて、ピラティスインストラクターらしい記事で久々書いてみました