心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

不登校児の情報が出にくい理由

 

 

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子育ても人生も正解は無い

 

確信をもって動いている人なんて誰もいない

 

「うちの子育てはすごいでしょ!」って成功例みたいに紹介する人達はこの先もずっと成功したと思うのだろうか?

 

子供が不登校になった時、親は結構悩む

ネットで調べれば「不登校児の親に共通する事」なんて出てきちゃうし、すごく大変なのになんだか親が責められている風潮も強い

 

出来れば、学校に行ってもらって皆と同じように何も考えずに平穏な生活をしたい

 

そう、子供が学校に行ってるってことって、親も子供も何にも考えないで子育てが出来る方法だと思うんです

 

勉強もお昼ご飯もコミュニケーションも学校任せで放っておける時間が沢山あるってことなんです

 

逆に言えば、全然動いていなそうな不登校児の親子は、ものすごい労力をもって子育てや成長をしているってことなんです

 

だからこそ、今の状態がずっと続くと困るな…とか、このまま勉強が出来ない人になったらどうしよう…とか、外に出れなくなったらどうするんだ?とか、義務教育終了後はどうするんだ?とか、不安だらけの日々を過ごしているんです

 

毎日、前に進んでいるのか後ろに下がっているのかなんて分からないんです

 

悩んでいるど真ん中で、子供の事を口外するのはめちゃくちゃリスキーなんだと思います

 

人は行ったり来たりしながら、そっと前に進んでいく

 

不登校児の場合、本人も学校に行かないことに誇りを持ってることなんて少ないから、やっぱり相当後ろ向き

 

今日世の中に出ていけると確信出来ることがあったとしても、明日またひきこもるかもしれない

 

そんなの誰も分からないって痛感して自信が持てないでいるのが、不登校児の親子なんだと思います

 

だから、それを自信が無いのにブログとかに書くのって難しい

 

大人になって働き始めて、自分の生活に自信が持てたら、そこで始めて不登校だったと口に出来るのかも

 

それって不登校児だった時から最低でも10年位経たないと難しくない?

 

今の社会は目まぐるしく変わるのに、10年も前の情報じゃあリアルに生かせない

 

せっかく周囲とは違う時間の過ごし方をしたのに、それをマイナスとして納得の行かない人生を過ごしていくなんて、楽しくない

 

そう気づくまで時間がかかりすぎる

 

どうせだったら「こういう方法で今は不登校児だったからこその人生を楽しんでいます!」って情報が本当はほしい

 

子供達の環境は日々変わっています

教育の種類もちょっと親たちの時代には想像もつかないほど多様化しているんです

調べなきゃ出てこないし、出て来なきゃ選択肢に入ってこない

 

でも、これが情報として出てくるのって約10年後

 

不登校児の親子ってほんと大変です

 

今の生の声が聞けない、情報が圧倒的に少ない中、ほんと良くやっていると思います

 

ちょっと、そんなところも知りながら、自分たちの力で沢山調べて沢山悩んで誰よりも子供達と成長したことに誇りをもって、いつか外に出る子供たちと格闘していければいいのかなって思います

 

カギは、誰とも違う経験をプラスに!

 

昔と違って不登校が許される今の時代には、不登校から社会に出る道も案外沢山あるのかもしれません

 

そろそろ、先輩たちもだいぶ大人になって、そんな道も沢山作ってくれているんです

 

案外生きにくい人達は集まってます!

頑張ろう!