心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自立出来る子育て

f:id:pilatesno-1:20210304232938j:plain 子供が自立出来る子育てをしなきゃ、子供はいつまで経っても赤ちゃんの様な親の所有物になってしまう

ところで、自立ってなんだろう?

子供の頃は、いや、つい最近まで、私は自分でなんでもできる様になるのが自立だと思っていたかもしれない

子供が自分でできる様にする事が、親の役目だと思っていた

でも、自立ってそうじゃないと今は思う

自立は「自分に自信を持って自分の決断を下せるようにする事」なんじゃないかと思う

親のせいにせず、親の傘に入らず、いい時も悪い時も責任を自分で負えるようになる事なんだと思う

自分で全ての問題を背負い込むのとも違う

寝坊したのを「親が起こしてくれなかったせいだ!」と言わず、自分が起きれなかったと判断出来るか?

遅刻したのを「子供の用意がおぼつかなくて」と言わず、それを見越して用意を出来なかった自分に責任があると判断出来るか?

頼まれた仕事を、「その量は今の私のキャパでは難しいので、応援を頼みたい」と判断して言えるか?

なんて事なんじゃないかと思う

そう考えたら、大人だって全然自立できていないなと思う人は沢山いる

親がいつまで経っても自立した考え方をしていないのに、子供だけ自立させようと思ったって難しい

子供が自立するために親自身が自立して、それから子供に自立してもらわなきゃ、めちゃくちゃだ

自立した考え方に行き着くには、失敗しても見ててあげられる大きな心が必要だったりする

「子供自身が思った通りに動いてもいいんだ」と思える親子の信頼関係が、キチンと出来ている事が自立の一歩だったりする

いつまで経ってもそこの信頼関係ができてない家族なんてゴロゴロしている世の中で、自立が出来る子育てってなかなか難しいのかもしれない

子供達が子供達のやりたい事を自分達の判断でやってみる事を寛大に見守る親の姿が時々あれば、親子共に自立してカッコいい人が育つなって思う

とりあえず、私はそんな子育てがしたい!

失敗しても、誰かのせいに出来るなんて幸せだ

「ママのせいだ!」なんて、大人になったら言わせないぞ!