心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

子供には自立してもらわなきゃ!と障害を持つ親は思うけど

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周囲に、自閉症スペクトラムや他の障害があるの子を含めた3人以上の子供を育てるママが意外と多い

 

最近は子育てに違和感があれば「自閉症スペクトラムじゃないの?」って選択肢がある

   

昔はそれを自分だけで抱えて苦しみながら子育てしてきた人が沢山いたのかもしれないし、もしかしたらそんな違和感も大まかな捉え方で許される世の中だったのかもしれない

 

絶対に、大まかな捉え方で「色々な偏りがある人達が面白い!」って思いながら生きていく方がお互い楽しいし幸せだけど、今の社会はどちらかというと逆だし、自己愛性人格障害者なんてまさに普通をルール化して偏りを排除したがる人達だ

 

一人っ子や女の子をもつ母親達が自己愛性人格障害的に自立を阻止するのに対して、兄弟姉妹が障害をもつ親たちは、子供達の自立について小さい時から考える

 

障害を持った一人っ子を育てる親は、その子を育てる事に自分の存在意義を見いだす人もいるかもしれないが、障害がある子を持つ親に共通しているのが「親が先に死んでしまう」という現実だと思う

 

そう、親は子供の最後まで面倒を見ることが出来ない

 

その子にどんな障害があろうと、親しか理解出来ないであろう違和感であろうと、いつか一人で生きていかないといけない

 

兄弟姉妹がいて、その兄弟姉妹で助け合う事が出来たとしても、痛み分けみたいな形では困る

 

障害があっても生きていく術を身につけて成長していってくれないと困る

 

だから、子供の偏りの中の得意を見つけて、それを物にしてもらいながら、他の子の子育てや自分の事を考えるのかもしれない

 

どうせ、普通なんて、面白くない

 

特別が大好きな自己愛性人格障害者達は普通や常識をルール化して、特別で個性的な能力を自分以外から奪おうとする

 

自立を目指す障害者達は普通や常識を無視して、特別で個性的な能力を追及する

 

この人達が一緒にいれば、普通や常識のルール化は阻止されるし、特別で個性的な人達の自立が出来て、結構面白い世の中になるのかななんて思う

 

今は、過渡期??でもないか、動いてないし

 

今や自立は考えないと出来ない時代

 

放っておくと過保護になるのが当たり前だから誰でも過保護だと思った方がいいのかも

 

 

 

障害者を考えることも大切かもしれないけれど、人間の自立を考えた社会になれば障害者だけではなくて人間が楽に生きられる社会になるのかな~なんて思う

 

皆の良いところをピックアップ出来れば、楽しいね

 

まっ、理想論だけど…