心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

長子や一人っ子の未就学児に習い事をさせる親は苦手かも

f:id:pilatesno-1:20210213215715j:plain最近思う

 

「やっぱり英才教育!」って流れってなんとかならないのかしら??

 

その影響を一番に受けるのが、一人っ子や長子

 

金銭的余裕もあるし、なんせ大人の目が注がれる一人目の子供

 

そこにその親の全ての理想が注がれる

 

一人目の育児が多分その人がやりたかった事なのかもしれない

 

その時点で自分自身が自立していないと、自分の夢を子供に託すなんて素敵なものでは無くて、自分の出来なかった努力や困難を子供に背負わせる子育てをしてしまうのかもしれない

 

英才教育って聞こえはいい

 

やらせている事でも、そのうち子供に自我が出てきた時に考える事や自分の意思で決める事を容認出来る状態ならいいかもしれない

 

でも、実際は自我が芽生え始めた頃にそれを拒絶して叩き割るような親がほとんどではないかと思う

 

親が英才教育でのめり込んでいってしまうと、自我を許さず自分と子供の境界線が引けずに心の成長や自立を止めてしまう場合がほとんどかもしれない

 

だから、英才教育なんて本当に危険だ

 

全ての英才教育が悪い訳ではない

 

早くに始めれば、何でも適応力は凄い

その適応力を持って技術を磨けば素敵に成長できる場合もあるだろう

 

でも、途中で子供本意に切り替えが出来なければ、最終的に素敵に輝く事なんて出来ない

 

親のために子供が輝く事は、子供の幸せにはならないし、どんなにいい成績を取ろうがいつまでも苦しい思い出としてその子の心を苦しめる

 

親が子供の幸せよりも自分の幸せを取れば、外から見て素敵に見えても、親本意の当然の結果になる訳で、それが子供の幸せに移行する事はありえない

 

英才教育はそんな危険が裏に詰まったキラキラ輝く物なのかもしれない

 

だからだろう

 

未就学児に習い事をいくつもさせる親が私は全体的に苦手なのかもしれない

 

その中で自立している親を探すより、習い事をさせていない人の中から自立している親を探す方が何倍も楽だろう

 

まあ、未就学児の親でガッツリ自立している親なんて少ないし、あんまり見た事が無い

 

当り前だし、やっぱり子育てをしながら人間は成長していく

 

子育ては辛い事も苦しい事も多いけど、自分の幸せを掴むには、かなり近道なのかもしれない

 

子供を産み育てる人が減る事は、幸せを自分で掴めない人が増えるという事で、やっぱりちょっぴり寂しい世の中になっていく指標なのかもしれない

 

結局は、自立したカッコいい人が好きだ!