心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

嘘をつかなければならない理由

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嘘なんて、つかない方が楽かもしれません

でも、嘘をつきたくなっちゃうときはある

私だって!

怒っているけれど、見栄を張って余裕を見せて「怒ってないよ」ってメールしたり…



他人の都合で振り回された挙げ句ドタキャンされたりすると、私だって頭に来ちゃう

でも、そもそもそれって無理して合わせてあげなくても良かったかもしれない

そこまで、やってあげる必要が無かったのかもと思う

いやーちょっぴり無理なお願いだから、聞きたくない!って断れば、突然ドタキャンされる事も無かったし、そこで頭に来る事も無かったのだ

ちょっぴり無理だけどと思いながら聞いてしまったから、バタバタしてしまう

バタバタした挙げ句ドタキャンだと、バタバタしてまで予定変更して動いてあげたのに…となってしまう

そこまで自分を犠牲にした事がやりすぎだっただけなのだ


だいぶ、キャパ以上の事を断る事が出来るようになって来て、自分を大切に出来るようになっては来たものの、まだまだ他人に優しい私


そんなやりすぎな優しさにイライラして、ちゃんと断れない自分にイライラして、それを隠すためにちょっと見栄を張ったのだ


そう、物事が自分の思い通りに行かなかった時に人は嘘をつく



ちなみに子供が親に嘘をつくのは、親に怒られるから

自己愛性人格障害者である親を持つ子供達は日常的に嘘をつく

親に対して見せる顔は親の理想でなければいけないから、それにそぐわない行動ほ全て内緒

一つ嘘をつくと、それに付随する嘘が枝のように付いてくる

だから、嘘の顔と本当の顔ができてきちゃう

これ、裏表と言えば裏表

本人は裏表じゃないと思っているけれど…

そもそも、いい事を褒めて悪い事を叱るをちょっぴり間違えると、親が自分を全て受け入れてくれないんじゃないかと子供は思う

いい子である自分だけしか可愛がってくれないんじゃないかと思ってしまう

信頼関係が全く出来ない

親も大人も友達も、人間はいい子しか受け入れてくれないと思ってしまうのかも

そうしたら、いい子以外の自分はしまわざるおえない

そんな自分がもし出てきたら、嘘をつくしかない



もし、何をしても怒られないなら、嘘なんてつく必要はないのだ


だから、ぜーんぶ親に話してしまう子っている

そこには全面的な信頼関係が出来ている

悪い事をしたけれど、自分のその状況等を加味したら仕方が無かったんだねって話をして親が分かってくれるなら、全てを話てみると思う

それでもだめなら怒られるだろうけど、怒られてもそういう親なら理由を言うだろうから、子供だって怒られても仕方のない事だと気が付く

頭ごなしに怒ったり、気分で怒ったりすると、子供は正解を探す

何が正解かといったら、その場合目の前の人が正解なのだ

目の前の人が気分を害さない事が正解で、その人がご機嫌になれば、他人をイジメることだって正解になってしまう


嘘をつくって、そういう事なのだ


嘘を付くことには理由がある

目の前の人が嘘をつかなければ受け入れてくれないかもしれないという不安

私も余裕を見せて見栄を張ったが、本当は怒り心頭な自分をぶちまけたら相手が近寄らなくなってしまうかもしれないという不安が無かった訳ではない

はは、実際怒り心頭にはならないけれど…まあ具体的な例なので…


子供や他人が嘘を付いたときには、私はその不安を探しているかも


意味のない不安かもしれないけれど、その人にとっては切実かもしれない

まっ、自己愛性人格障害者の嘘は日常的なので、適当に片付けます

劣等感がハンパないので、どこに起因するかなんて考えても無駄なので、そういう人なのねで終わりです


子供が嘘を付いたとき、親は理由が自分にある事を知ってほしいと思います

嘘を付いた子供を受け入れるという事は、本当の事を言う子供を拒否したのと同じですから

なぜそれをしたのか?ちゃんと聞いてあげて、それがオッケーだったのかを子供と考えてあげないといけないなと思います

嘘をついた時点で信頼関係は破綻している場合がほとんどなので、そこで気がつけたらラッキーです

大抵は気がつけないかもしれないです