心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

知識があると勘違いする怖さ

f:id:pilatesno-1:20210207200946j:plain毎年海に行くとびっくりするような人に出会う

 

海は怖い

 

潮の満ち引きや流れ、深さや生き物等、危険なものが沢山だ

 

でも、実際それらを心配してくる人は少ない

 

岩を素足で歩き足を切ってしまったり、子供や荷物を潮の引いているときに置いてきてしまったり、素手で生き物に触ろうとしたり…

 

見ていてドキドキする

 

ネット社会で情報が何でもわかるから「うわーキレイ!」「じゃあ行ってみよう!」とプールにでも入る感覚で来る人が昔に比べて物凄く多い

 

どうせ調べるなら危険な部分位調べないと恐ろしくない?

 

なんだろう?


知らないこわさ

 

この危機管理能力のなさが気になってしょうがない

 

情報を見た際の想像力の欠如が半端ない

 

Instagramを見て、全てを分かったような気になって動く人達が、出会う世界って一体どんななんだろう?

 

家から一歩出ると、そこにはかなり未知な事が起こる現実世界がある

 

ただ、公園に行くのでさえ、段差があって石ころが転がっていて、人や車が行き交う道路があって、風が吹いて、虫が飛ぶ

 

公園でも、溝に落ちたり、ブランコに頭を攻撃されたり、滑り台から落ちたり、手をついたら毛虫がいたり、草にひっかっかったり、猫のうんちをふんだり…

 

そう、外にでて毎日遊んでいたら、相当の危険が待っている

 

もうそろそろ親になる世代も外遊びが少なく、家でネットで検索やゲームをしてきた世代

 

そんな当たり前の日常の危険でさえ想像出来ないのかもしれない

 

もちろん、海や川や山での危険は公園の危険を遥かに越える

 

でも、日常の自然を想像出来ない人が壮大な自然の危険を想像出来る訳がない

 

あの想像力のなさは、きっと外遊びの少なさの産物

 

外で遊ぶ大切さをもっと知ってほしい

 

想像力の豊かさが自分を守ることを知ってほしい

 

とりあえず、海で用意があまりにも不十分な家族を見ると、離れたい…

 

距離をとって関わりを持たない事で、私自身の身を守る

 


 無事に何事もなく帰れれば、怪我をしなくて良かったね!って感じだけど、私から見たら何事もないのは奇跡みたいな状態


そこにいる周囲の助けがあるからこそ出来た奇跡


でも、その人達はその周囲の有り難さにも気がつかず、感謝せず、奇跡を通りすぎてインスタに上げて、自己承認


話を聞くと嫌気がさすし、関わりたくないと思ってしまう


きっと山でも、何も持って来ない人や軽装な人を見て、ひゃーって思っている人っているはずだ


自然は壮大で素晴らしい


人間が太刀打ち出来ないパワーがあるから、そこに触れるには、やっぱり覚悟をしていかないとね


人間も同じかも?!


パワーのある人に近づく時は用意が必要かもね


何せ振り幅が大きいから


あれ?ちょっとタイトルからずれたけど…おしまい