心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

親にとっていい子は自己愛性人格障害者や指示待ち人間になりやすい

f:id:pilatesno-1:20210216234910j:plain 親にとってのいい子って、やっぱり言うことを聞く子でしょうか?

親の言うことを聞く子は、親の言う事しか聞かないかもしれません

何でも、表があれば裏があります

親の言うことをよく聞く子は、親の言うことを聞かないといけない事情があります ある程度の年になっても、いちいちママに確認を取る子っています 甘えてるだけなら良いですが、指示を仰がないと動けない可能性もあります

どうしてそうなってしまったのか?

それは、お母さんの場合が多いとは思いますが、お母さんの指示通りに動かないと怒られるからです もっと言うと、お母さんの意向に添わないと怒られるからです

これが正しいか正しくないかを判断している訳ではなく、お母さんがいいと言うか怒るかが判断の基準なのです

だから、お母さんの意向を一生懸命探します お母さんに聞かないと、判断が出来ないのです お母さんの意向に添わないと怒られるので、お母さんがキチンとしていればキチンとします でも、人間は気分に寄って言う事が変わります

そうすると、自分の中に基準がある子は判断が自分で出来ますが、お母さん(人)に基準を置いている子は混乱します だから、動けなくなってしまうのです

では、なぜ自分の基準が無いか?

自分の基準で動くと怒られて来たから、自分の基準を持ってはいけないと言われて来ているからです

失敗したときに「ほーらお母さんの言わんこっちゃない」とか「初めからお母さんの言うことを聞いておけば良いのに」なんてよく言いませんか?

何かを急いでやらせる時に「何でもいいからお母さんの言う通りにやればいいのよ」とか…

これでは自分の基準に自信が持てません

子供が自分で考えて行動した時に、まず自分で考えた事を子供の成長と親が思っていないのです 極端だと子供が自分で考える事は親に対する反抗ととる親もいます この考え方だと、子供が自分の意見を出すと全て潰さないといけないと親が子供をとことん攻撃します これがハラスメントだったり虐待になったりします

小学生になると親の役割が先生に変わります

先生の言う事をよく聞く子で、やたらと先生の意見を仰ぐ子は要注意です

それは、大人になって「指示待ち人間」となります

周りの環境に流されます 周りが悪ければ悪くなります それこそ、周りの人が犯罪をしていれば判断基準をそこに置き犯罪を犯します

周りがいじめてればいじめます

でも、悪い事をしても指示されているので自分は悪くありません 全て他人の責任なんです

気の強い子だと、自分でお母さんの役割をこなすようになります 支配欲の塊のリーダーが出来上がります 自分の基準はありません 周りがいいと言ったらいいので、流行に敏感だったり見た目が気になります

自己愛性人格障害者です

指示待ち人間は取り巻きです

だから、どちらも同じ構造で出来ていて、自分の判断基準はありません

うちのいい子は大丈夫ですか? 誰にとっていい子でいて欲しいのかもう一度考えて下さい 親が支配するのではなく、子供が自分を信じて自立して動ける様にする事が子育てです

ちなみに、自分の判断基準がないリーダーの下でリーダーの意向に添わなければならないとなると、雲を掴むようなものなので、ストレスがたまります

尊大に見えても見せかけだけであまり意味も無いので、気がついたら逃げた方がいいと思います

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