心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

パーソナリティー障害って治る?

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これ、何回か書いてると思うけど…

 

 

パーソナリティー障害は、障害

 

病気?病院?精神科?

 

精神科に通えば治るの?って疑問

 

精神科で何をするのかは知らないけれど、私はパーソナリティー障害ってただ単に厄介な考え方だと思っている

 

そう、考え方

 

自分に対する極度の否定がその原因

 

親子関係に起因している場合も多い

   

だから、本人が病院を受診してもなかなか治ることは難しいのではないかと思う

 

パーソナリティー障害を治す鍵になる「自己肯定感を高める」って事は、信頼関係がとても大切

 

信頼関係の基本はやっぱり親子関係

 

一番身近な親との信頼関係がないと、それ以外の他人との信頼関係なんて皆無じゃない?

 

この障害の特性に気がついた恋人や配偶者がどんな手を尽くしても、どんなにパーソナリティー障害の事を学んでも、やっとの思いで本人を医者に連れていったとしてもなかなか治すことの出来ない難しいものなんじゃないかな

 

ただ、身近な人の対応で、そのパーソナリティー障害的な考え方を小さくする事は可能かなと…

 

周囲が自立した考え方を持って、パーソナリティー障害者から理不尽な考えを押し付けられても凛として跳ね返す事が出来れば、パーソナリティー障害的な考え方は力を強くすることが出来ない

 

簡単に書いたけれど、これが今の日本人にはなかなか難しい

 

そして、パーソナリティー障害者の近くにいる人こそ、とっても苦手な事かも

 

そもそも、パーソナリティー障害者になるには、土台となる環境がある

 

周囲が自立していないという土台

 

お互いに自立出来ない相手を好きになる土台

 

だから、自立する事とかけ離れた周囲の環境で、自立しないと治らないって物凄い矛盾を抱えることになる

 

自立している人が自立した考え方で動くのは簡単だけど、自立していない人が自立するのは本当に難しい

 

しかも、考え方を変えなきゃいけないのは一人じゃない

 

家族皆で変わるなんて…はっきり言って出来ない

 

だから、私にはパーソナリティー障害からの脱出の仕方が浮かばない

 

でも、きっとゼロじゃない

 

周囲がそのパーソナリティー障害者本人だけの問題ではなく自分の問題だと思うことで改善される事は沢山ある

 

いじめたり、叩いたり、怒鳴ったりする人が悪いけど、いじめる人も叩く人も怒鳴る人も相手を選んでいる

 

悪いのはいじめる側だけど、いじめられる側になってしまう理由もあるかもしれないって事

 

いじめられる側は悪くないけど、そのいじめっこから離れても、いじめっこを引き寄せる力を持っているならどこに行ってもいじめられちゃうかもって事

 

いじめる相手を非難しても、何も変わらないのかもってところに目を向けないといけない

 

悪いか悪くないのか?を気にするんじゃなく、自分がどうしたいか?どう思うか?を考えないといけない

 

人に迷惑を掛けない様に!じゃなくて、自分が嫌な思いをしないように!なんだ

 

日本人に向いてないなと思う

 

ほんと、日本人全体を変えないといけないかも…

 

日本人の良いところは協調性!

でも、協調性を大切にするあまりに自分の気持ちを大切に出来ないのは本末転倒なんだ

 

出来るかな?

治るかな?

 

ほんと難しいと思う