心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

発達障害の親を持つ子供達の苦難


f:id:pilatesno-1:20210827225323j:image
発達障害って子供ばかりがクローズアップされる

 

発達障害の子供を持つ親が大変!」とか「子育てに凄く悩む」とか

 

でも、困ってるのは発達障害の周りの人達全て

 

その中でも親が発達障害であるその子供は自分が発達障害であろうとなかろうと大変なんです

 

子供にとって親は全て

 

親が常識

 

なのに自分の思う親とは違う

 

「自分の思う親という自分の中の物差しがおかしいのか?」はたまた「自分の親がおかしいのか?」そんな疑問が沸いて来るのは、相当自立してからかも

 

しかも、それを考えた結果「親がおかしい」と結論付けることは自分の考えを肯定すると共に親を否定する事になる

 

本当は否定じゃなくて認める事なのだけど、一度否定しないと自分の考えを肯定する事が難しいので、結果とりあえずここで親を否定する事になるのかも

 

どんな親であったとしても親を否定する事ってかなり難しい

 

コミュニケーションが上手くとれなくても、自分の聞いたことの答えが返ってこなくても、興味がない話には見向きもしない親でも、自分の話を納得いくまでずっと話続けてしまう親でも、自分が甘えたいのに逆に親から甘えられてしまっても…

 

どんなに信頼関係が上手く築けない親でも虐待されても信用したいし好きでいたいし、自慢の親でいて欲しいのが子供なんだと思います

 

だからこそ、とっても奇妙な事が毎日起こっていたとしても、明らかに周囲の母親と違うと思っても「自分が正しい!」って結論には至らない

 

父親が発達障害なら子供が母親とタッグを組んで「自分達は正しい」と結論付ける事は出来ても、母親となると接している時間が長いので本当に厳しいんです

 

20歳過ぎても、そんな発達障害の親に悩まされながら何が普通かを自問自答しながら外の世界や自分自身を否定して怖くなってしまう方達がいるのかもしれないなと

 

それって本当はもったいない!

 

外に出て自立してしまえば、凄く評価される人達なのに、外に出られない

 

今は過保護な時代だから、親がいつまでも関わってしまう

 

いつまでも子供に関わる親だったり、友達親子とか言ってどこでも着いてきちゃう親だと、外から見たら素敵に見えても子供の将来にとっては全然素敵じゃないかもしれない

 

やっぱりいい塩梅なんだけど、これって分かりにくいから、ついつい分かりやすく極端なものに飛び付いてしまいがち

 

親だって完璧じゃないし子供だって絶対にダメな訳じゃないって気がつくチャンスがあれば、子供達の息苦しさに手を差しのべることって出来るのかな?

 

親が発達障害ってとっても息苦しいんだけど、親が悪いとか親のせいじゃなくて、それでもそんな親が試行錯誤して育ててくれた事に感謝して、そんな経験も糧にして、自分の人生を生きていければいいのかも

 

自立すれば親子の問題なんて簡単に脱出できるけど、今は自立が難しい時代

 

子供達の道は前途多難だな

 

 

 

核家族の末の苦悩は社会に出るしかないのかな?

 

誰も悪くない!

 

とりあえず、皆外に出よう!