心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自己愛性人格障害者って案外どこにでもいるんです



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自己愛性人格障害者って人格障害者って名前が付くからどんなに恐ろしい人間なんだろう?って思う人もいるかもしれないけれど、今は世の中に蔓延っている

 

日本人がそうなのかアメリカ人に多いのか、そんなの全然分からないけど、どうやら日本人の自己愛性人格障害者とアメリカ人の自己愛性人格障害者とでは、表への出方が違う

 

なので、「自己愛性人格障害者ってこんな感じの人達よ」って言われてもなんだか当てはまらないかったり、「ここは違うかな?」って思って、目の前にいる人に自分の中で自己愛性人格障害者の烙印を押せないでいる人達がいるかも

 

そもそも、本人や周囲が困っている感が強いと「障害者」

   

発達障害とかもそう

 

本人も含めて誰も困っていなければ、どんなに特徴が出てようと障害者ではない

 

それが活かせる立場や職業だってある

 

発達障害人格障害も怪しい人は山ほどいるけどほとんどが障害者なんて言わない

 

自己愛性人格障害者なんて、物の考え方にしか過ぎないから、要するに考え方が物凄く片寄っている人という事なんです

 

だから、同じ人でも物凄く困っちゃう時期があったり、全然困らない時期があったりしちゃう

 

困らない時期に誰かに相談しても、「全然そんなことないでしょ」って言われちゃうかもしれない

 

人前に出ると正論を言ったり社会性が強くなって片寄りを修正する人も多いので家族以外の人にはそのとっても困った面が一切分からないなんて事もある

 

これこそ発達障害自己愛性人格障害者あるある

 

じゃあ実際、自己愛性人格障害者ってどんな考え方なの?…

 

自分の損得と勝ち負けというものさしに全てを当てはめる人達

 

皆そうじゃないの?

 

逆に当てはまらない人っていないの?

 

なんて思った人は要注意かと言えばそうでもない

 

わざわざ損することを選ぶなんてバカらしいし、わざわざ負けることを選ぶ人なんてなかなかいない

 

だから、結構普通

 

ただ、行きすぎると困っちゃう

 

この損得や勝ち負けが全ての考えの根元にある人達は、お隣の人やテレビの中の人やSNS中の人等と常に比べて損得や勝ち負けを考えているんです

 

何を見ても、何を買っても、誰かと比べているんです

 

誰かと比べた評価のみを信じて、自分で評価する事が出来ないのです

 

「随分と負けず嫌いだよね」って思うような人も度が過ぎれば自己愛性人格障害者だし、「皆と一緒がいいよね」っていうのも実は自己愛性人格障害者だったりするんです

 

他人とひたすら比べて損得を取らない方が得だと思っていたり、勝ち負けを付けない方が目立たなくていいと思っていたりする人達

 

これは、日本人には物凄く多いんじゃないかなあ

 

負けそうだと相手に危害を加えたり、得するために誰かを陥れたり、誰かが得しているように見えて羨ましいが憎しみに変わったり、自分だけが利益を得られるように一人占めしたりする人達ばかりが自己愛性人格障害者と思われがちだけど、この目立たない様にしている人達も自己愛性人格障害

 

この隠れキャラみたいな人達って実はとっても厄介だったりする

 

ちょっぴり派手に動く自己愛性人格障害者達はアメリカ人っぽくていじめっこに多いのかな?

 

分かりやすいから出会ってすぐに距離を取ることも可能なので、慣れてくれば対応可能な自己愛性人格障害

 

地味な方は日本人っぽくて、いじめっこのお隣にペッタリくっつく取り巻きなんかはそうかも

 

このペッタリくっつく人達って、日本では当たり前過ぎて困ってなくない?って思うけど、本人達は全く悪くないと思いながら陰湿で残酷ないじめをする

 

分かりにくいがために、被害者は被害を受けている最中でもその存在に気がつきにくい

 

自己愛性人格障害者の振り分けに慣れてきても、何かがあってから気がついたりするくらい隠れて周囲を攻撃し続ける人達

 

この隠れた自己愛性人格障害者達、自分から損得を取りに行くような事はしないんです

 

主体性は全くないんです

 

強い人がいると突然周囲の主体性のない人達がワッと集まって動きます

 

「あいつをいじめるぞ」って意思がどこかでちょっぴり見えるだけで、忖度していじめに掛かるんです

 

日本にはとっても多い人達なので、あっという間に集団でいじめが起こります

 

「隣の人と一緒に」を意識しただけなので、いいか悪いかの判断なんてせず、目立たない様にいじめたいなんて思わずにいじめの首謀者になります

 

そうやって、本人の判断無くして、人を傷付けることを平気でする人達が、どこにでもいる自己愛性人格障害者の正体なんです

 

自分の意思はその強い人の意思と一緒なんで、自分の人格以外の意思を自分の中に取り入れて生きています

 

これが「取り巻き」

 

おとなしいけど立派な自己愛性人格障害

 

逆に、ジャイアンみたいに俺がそう思ってるから皆もそう思ってるだろ!オイ!みたいな人達も、自分の思いを他人の人格に押し付ける事を気がつかないで生きています

 

これは、一般的にワンマン社長なんかにも多い人達で、度が過ぎればパワハラとかに繋がる立派な自己愛性人格障害者です

 

どちらも田舎の保守的な所に隠れてごろごろいます

 

SNS上にも沢山います

 

目立ちたい方も目立ちたくない方もどちらも自分の意思を持たないで得だけしたい自己愛性人格障害者なんです

 

うーん、分かりにくい

 

あの人自己愛性人格障害者じゃない?って言っちゃうとそうかもしれません

 

とにかくいっぱいいるんです

 

だからって、毛嫌いしたところで始まらない

 

だからって傷つけられてばかりいてはしんどい

 

困った人達だけど、もはや主流であるこの人達と上手くやっていく方法や、そっと被害を回避する方法を学ばないと、自分もその色に染まるしか生きていく方法が無くなってしまいます

 

自己愛性人格障害者はどんなに幸せそうに見えても心は幸せとは程遠いのです

 

上には上がいるので、誰かと比べていては世界一になっても不安で仕方がないのです

 

どこにでもいるこの人達の中に入って生きていくのは実はとってもしんどい事なので、一人ひとりが抜け出て自分の考えを持って判断していけるといいなと思っています

 

緊急避難的には離れる選択もありですが、目の前にいるなんだか不快な人達は分かりにくいので、この人達って自己愛性人格障害者かもねって烙印を押して諦めてから、対応を考えたり距離の取り方を考えてみたりする事から始めてみてもいいのかなと思います

 

まっ、どちらにせよ関わるのは凄い不快ですけど…