自己愛性人格障害的なお願い…
自己愛性人格障害者がお願いをしてくる時は、だいたい誰かに怒っている
そもそも、自己愛性人格障害的な人は誰かにお願いなんてしたくない
自己愛性人格障害的な人達は、他人に頼む事は自分の不出来を露呈させた結果だと思っているし、お願いする方は負けた方だと思っている
並列の関係が存在しない彼らは、お願いして頭を下げることは服従しなきゃいけない事だと思っている
だから、「お願いしてるけど自分のせいではない!自分のせいではないから自分がお願いするのは筋違いなんだ」というアピールを必ずする
要するに、素直に言って、受け入れて貰える自信がないって事なんだけど…
「あいつが悪いから、お願いしなきゃいけなくなったんだ!」とお願いしながら、なぜだか怒っている
どんな時でも自己愛性人格障害的な考え方だと「自分は上だ!」とアピールが入る
怒っている相手には「あいつが出来ない奴だから!」と下に見て、お願いしなきゃいけない相手にも「自分は悪くないから仕方ないだろ!」とお願いにも関わらず、なんだか横暴だし当然といった態度になる
本当なら、お願いしながら怒っている人なんてちょっと嫌だ
何かを頼まれた時に、「誰のせいか?」なんてどうでもいい
「お願いね、助かるよ」って言われた方が人間やってあげたいと思う
人間は承認欲求があるから、「役に立つ」って案外嬉しかったりするものだ
上下関係なく「ありがとう」だけで済むことだって沢山ある
なのに、彼らは「悪いのは自分ではない!」「あいつは悪だ!」「あいつが出来ない!」と言わなきゃいけない
「ありがとう」もいいたくないし、「お願いします」なんて出来ない奴のする事したくないと思う
嫌だな~と思う
モヤモヤする
最近は、そういう人と接する時になるべくこちらから手伝いを申し出ることはしない
「お願いします」と言われるまでなるべく待つ
相手が、相手の口からお願いを申し出ることで、全てを他人に投げつけながら、当然の事の様にやって貰って感謝もないという状況になることを避ける
それだけでもだいぶ違う
モヤモヤもだいぶ減る
それにしても、本当に相手は出来ない奴なのか?
もしかしたら、相手にめちゃくちゃな出来ないお願いをしているのではないか?ってところは疑問が残る
自己愛性人格障害的な人のめちゃくちゃなお願いを断ったから「出来ない奴だ!」と言われている可能性だってある
そこを差し引いて、相手の評価もしないと、これが自己愛性人格障害者の周囲の自己愛的な考え方の連鎖に繋がってしまうのかも
単純に、この自己愛性人格障害的な人の話を聞いた周囲はその原因の相手を「出来ない奴だ」と認識してしまう
なるべくどちらかにつくことはしたくないと思っていても、相手はご立腹だ
「出来ない奴だ!」って言うのに対して「そうなんだ~」位の相づちは打つだろう
すると、自己愛性人格障害者は「おっ、こいつも自分と一緒にあいつのせいだと言った!あいつを出来ない奴だと罵った!」と認識する
相づちを打っただけの人が「悪口を言っていた!」とかいう話が出回ってしまうのはこの自己愛性人格障害者フィルターのせい
どっちにつくんだ!とかなるのもこの自己愛性人格障害者フィルターのせい
出来ないわけじゃない人が、出来ない人になってしまったりするのも、いじめが起こるのも、こんな人達が「自分が上だ!」を主張するため
怒りながら、当たり前に協力を求めてくる面倒な人に対応しながら、本当に困ったもんだ!と思っています
ちなみに、こういう人達をやりたいようにさせない方法は私もだいぶやっているつもりだけど〈言われてないことはしない〉という事
相手に「気の利かない奴だ!」と思われようと構わないと思うこと
これをやっても、実は自己愛性人格障害者達は気の利かない奴だなんて思われない
人との境界線をしっかり引くことで、「この人にわがままは言えない」と思われるだけ
こうなれば、自己愛性人格障害者達はめちゃくちゃな事は言ってこないし、怒っている相手は違えどイライラした状態でちょっと脅しながらそのままお願いするわけにはいかないことくらいは分かるから、トーンを落としてお願いしてくる
それでいいんだと思います
そうやって、変な甘えをそっと受け入れない事が、今の世の中では結構必要な事なんだと思います
一人ひとりがそっと境界線を引いて、楽に素敵に過ごして欲しいと思います
もし大切な人が自己愛性人格障害的な考え方である場合、その人の事が好きな場合、その人のその考え方を何とかしたい場合は、まず自分の境界線をきちんと引いて、関係を健全化させてあげましょう!なんて、私自身も勉強中です
考えるのと実践するのは雲泥の差ですから…