心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

子供達だけでは幸せになれない


f:id:pilatesno-1:20210515235521j:image
自己愛性人格障害者が多い場所って、どこ?って質問が前に来た時、確かママカーストが多いエリートや序列があるところかなって回答をした

医者とか…お受験で優秀な学校とか…そんな人達の子供が通う習い事とか…見た目にステータスな職業とか

 

そんな場所は競争も激しいし、蹴落としたり妬んだり陥れたりなんて日常だし、親も派手だし子供もいい子だし、自己愛性人格障害者として典型な人が沢山いる

 

そんなおうちは、子供だけを幸せにするというよりは、自己愛性人格障害者である親が一番に幸せになりたいからこの話しはちょっぴり関係ないかも

 

前記事にもいたが、逆がある

 

劣等感のとっても高い人達

 

「どうせダメなんだ」とか「やっても無駄でしょ」って言葉が常に頭にあるような

   

そんな人達は外の世界に出るのに異常な力がいるし新しい事をするのにハードルが高い

 

自信が無いことを隠すために外から来た人を拒否する

 

人それぞれだとは思うけど、平均して自己肯定感が低い

 

自分に自信のない親達は自分より未来がありそうな子供達への期待が高く、全てを託してしまう

 

ずるい

 

親達は努力せず、子供達に努力を求め勉強も運動もさせていい子で輝く事を期待する

 

我が子には塾も習い事も勉強もとにかくしっかりお金をかける

 

しかも、確実に成果が出ると言われているものにしかお金を掛けない

 

おとなは諦めているので親達は自分にお金を掛けない

 

健康になることも、気持ちを充実させることも文化的な物や趣味なんてそれほど意味の無い物だ

 

子供がいい子に育つ事が親の幸せ

 

旦那がかっこよくて仕事が出来る事が幸せ

 

聞こえはいいけど、子供が従順じゃないのは不幸せ、旦那が安月給なせいで自分が不幸になっちゃう

 

自分の幸せは他人の努力の上に成り立って、自分の不幸も他人のせいにする

 

なのに、幸せになりたいから、努力もせず、親なのに子供に寄生する

 

子供の努力をチュウチュウと吸い取る親達

 

親の気持ちを汲み取って子供達が頑張っている

 

でも、自分が幸せではない人は他人を幸せには出来ないのが人間

 

自分が我慢をして子供だけが輝いてくれればいいなんて、実はない

 

子供と一緒に、でも子供とは違う人生なのだから、大人は大人で自分の幸せを考えないといけないだけど…

 

それが出来ない

 

家族にも子供のために我慢を強いる

まあ、皆自信が無いのだから、我慢を強いられても当然だと思っているかも…

 

親が自分の幸せを軽視しているので、「あんたのために我慢してるんだから!」って思いを持っている

 

身の丈に合わない生活をしても、周囲に合わせることが大切だし、周囲がやっていることをやりたい

 

自分に自信が無いから、まずはブランド物や高級車で身を固める

 

家はぐちゃぐちゃなのに車は高級車だったり、庭にゴミが散らかっているのに新しい物を買ったり、外から来た人をいじめたりしちゃう

 

「皆一緒だよね」と言いながら、自分達とちょっと違う人や多様な物を排除する

 

自己主張の強い自己愛性人格障害者達は、案外努力家だから結果も出すし、本人や子供は幸せと思えているかは怪しいが、その努力と負けず嫌いで成功をする人も多い

 

でも、この皆一緒だよねの自己愛性人格障害者達は、自分では努力もしないしただただ人の成功を妬む

 

妬んでいるのなんて知られたくないし羨ましいなんて悟られたくないから、なんだか「生け簀かない奴だなあ」と悪口や批判をする

 

親も子供も同じように他人を妬んで生きている

「◯◯ちゃんは頑張っているんだからあなたも」なんて言っている親の子は、ちゃんと「◯◯ちゃんはもっているから私も欲しい」と言っている

 

身の丈に合わない生活や買い物でも、誰かと一緒なら出来てしまう

 

そこに自分だけの基準なんて無い

 

周囲で何番目に幸せか?なんて一生分からない基準で動いても、一生幸せになんかなれない

 

隣の幸せそうな家族と同じ事をすれば自分達は幸せかなんて分からないのに、それを信じて日々を過ごす

 

自分の幸せについて考えずに幸せを探すなんて、何を探しているかも分からず探し物をしているようなもの

 

反抗期もなくいい子でいることは、子供の思いではなく親の思い

 

子供が自分の意志を持たずに親の思いを背負って生きていく先に幸せなんて無いのかも

 

親の劣等感の先の子供だけの幸せなんて周囲の幸せを食い物にした後の自分だけの優越感

 

しかも、自分の意志じゃないなんてそれって幸せ?

 

子供だけを幸せにしようと、子供だけには私みたいになって貰いたくないと思っても、結局は子供だけでは幸せにはならない

 

子供の幸せを願うなら、親は幸せでいないと…

 

子供にお金をかけるなら、せめて親自信が満たされていないと…

 

物を買わなくても幸せは自分の中に手にあるし、隣の人と一緒じゃなくても、毎日楽しく生きている

 

子供だって大好きな親には、幸せになって欲しいはず

 

親だって、本当は家族皆が幸せになって欲しいはず

 

幸せは有限じゃない

 

無限の幸せの輪を広げて皆で幸せになればいいのになあ

 

なんて、言いながらこれって結構誰でも陥りやすい罠みたいな物なのかもね