心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

大人女子の発達障害のハードルは


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発達障害って聞くと、世の中はまだまだ学習障害を伴うイメージが強い

 

おまけにADHDの様に、うろうろと落ち着きのないイメージがほとんどかもしれない

 

「不注意とか衝動性で学校の授業についていけない男の子」っていうのが一般的なイメージかなと…

 

 

 

 

 

実際は自閉症スペクトラム(ASD)みたいに、学習面で全く問題がないというより、ずば抜けて出来るような障害もあるし、勉強が出来ないといっても好きな科目は出来るなんて子も沢山います

 

日本は学力主義なので、コミュニケーションに支障があっても勉強だけが出来れば周りもあまり「発達障害」というところに考えが及ばない

 

女の子の場合、「不注意」があっても「衝動性」が無い子も多く、学生時代はちょっぴり「天然で興味が無いときはぼーっとしている子」って感じで普通に過ごして来てしまう人も多い

 

男の子は「衝動性」のお陰で、小さい頃から周囲は発達障害を認識しやすく、対応も早めになる

 

周囲の勧めもあって、社会に出る時には研究職などその特性にあった職業につけることも多い

 

逆に女の子は、何も気がつかず社会に出ることも多い

 

就職後、男性より女性の方がコミュニケーション能力を求められることも多いので、「興味がないのでぼーっとしています」「次にやることが分からないので動けません」「空気が読めません」「ゴミが認識出来ません」「顔と名前を覚えることが出来ません」なんて事があると業務が勤まらない

 

突然、「ダメな人間」と言われて自己肯定感は無くなり鬱になったり、何かがおかしいと発達障害と向き合うことになるのかも

 

ではどうすれば…

 

別に、小さい頃に発達障害に関するテストを受けたほうがいいとは思わないが、成長する過程で得意不得意の偏りを誰もが知れたらいいなと思います

 

自分の偏りを自分自身で知って、皆がそれを活かして生きていけばいいのかな

 

勉強が出来ない人や皆と同じじゃない人がダメな訳じゃないです

 

人は誰よりも出来る事が必ずあるはずなんです

 

誰よりも出来るところを一生懸命見つけて、社会に貢献出来れば、色々な障害があっても自己肯定感も保てるし一人で生きていける方法が見つかるかもしれません

 

大人女子の発達障害は、世の中の隙間に入り込んで、大人になるまでとっても分かりにくかったものなのです

 

自分がそうかな?と思ったら、今までの事は置いておいて、テストを受けることもありだと思いますが、まずは、皆と同じや人と比べるのを諦めて、ひたすら自分の得意を探して生きやすい場所に移る事が大切だと思います

 

女性は皆と同じが好きなので、これを諦める事も、大人女子には高いハードルなのかもしれないです

 

頑張ろう!