心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

バランスを取るって??

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発達障害とかの話をしようと思う

発達障害とまではいかなくても、人間得意不得意はある


例えばアスペルガーだと、物凄く学力が高いのにコミュニケーションは小学校低学年レベルなイメージ

要するに、大人の知能と子供のコミュニケーション能力を一人の人間の中に持つ



これは思いの外しんどい


これを身体に例えてみよう

右足がアスリートの様に動く足だとして、左足は小学校1年生レベルの足だとしよう

アスリートの様に動く右足だけを自由に使って楽しく生きていく事なんてなかなか出来ない

左足が自由に動ける右足を引っ張るに違いない

アスリートにもなりにくい

でも、もしかしたらアスリートの様な右足を活かしてくれるような競技に導いてくれる人がいるかもしれないし、それをサポートしてくれる人が現れるかもしれない


そんな風に良いところを活かして生きていったって、一人の中に別の物を持っている人はしんどいって想像出来る


だから、これは物凄く出来るのに、なんでこれはびっくりするほど出来ないんだろう?って周りが思うような人達は大変だ

おまけに、出来る事は益々出来てくるし、出来ないことは全くやらない

発達障害なんかは、苦手な事には興味が全然沸かないから、その差は開いていくばかり


人並外れた高い能力と幼稚園児の様な能力とが共存してしまうのだ

これ、中学生並と小学校低学年並位の差でも相当厳しいと感じる


ちなみに、幼稚園児並の知識と幼稚園児並の精神なら案外楽に生きていける

足だって左右対称なら、全然出来なくても動きが悪すぎても同じ様に動くのだから何とかなるはず



人並み外れた何かを手に入れると、人並み外れた心の強さも手に入れないと崩れてしまうのだったら、一流アスリートの精神力が一流なのも納得かも


バランスを取るって、そんな事なのかもしれないな