心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

勉強出来ない人はバカとは限らない

f:id:pilatesno-1:20210301093936j:plain いつから「勉強が出来ない人は、バカ」って見下す世の中になったんだろう?

何で、そんなに勉強出来る事が偉いんだろう?

そのつまらない価値観はいつまで続くのだろう?

この価値観はそのうち壊れると私は思う

だって、この価値観だったら人間はロボットに負けちゃう

もうとっくに勝てない

「人間だから偉い」って理不尽な意見をロボットに押し付けている事になる

しょぼい

だから、そんな単純な価値観ではない

学校が無い国は見た目が貧しいかもしれないけれど、もっと多様な価値観を持ち他人の色々な部分を見て、目の前にいる人の価値を判断しているはずだ

勉強が出来なくても、障害があっても、偏りがあっても、その人の存在意義は他にあるかもしれない

とりあえずは勉強が出来る事にこんなに重点が置かれる事は無いだろう

そんな価値観で皆が生活したら、生きやすい世の中になるのかもしれない

心も豊かになるのかもしれない

でも、今の日本の現実は…勉強が出来ればいいのかもしれない

それを証拠に、勉強しか出来ないつまらない子供達を作る事に躍起になる親は多い

塾や勉強には時間もお金も注ぐのに、経験には時間さえ掛けない親は多い

「心が豊かな人は経験が素晴らしい」

頭のいい人はその事を知っている

勉強だけをコツコツとしても、いい会社に入っても幸せにはなれない事を知っている

だから、好きでもない勉強に時間もお金も注ぐ事はつまらない

他に興味が湧くなら、興味が湧く事に時間を裂けるようになれば、今までの大嫌いな勉強に向き合うつまらない時間をも充実して過ごせるかもしれない

そう思うと、小学校就学前の子供達はかなり豊かな価値観で生きているのかもしれない

発想も豊かだし、価値観も多様だ

1時間を牛の形の風船を振り回しながら格闘している我が子に心の豊かさを感じる

ゲームや勉強をするより、想像力も価値観も笑っちゃうくらい豊かだ

紙一枚や風船1つにとんでもない価値がある時代を皆経てるはずなのに、いつの間にかそんな価値観ではなくなっていってしまう

勉強が出来たって頭が悪い人は沢山いるし、勉強が出来なくても頭のいい人も沢山いる

学生時代は評価されない人達が、社会にでてガンガンと活躍出来る時代が早く来ないかなと思う

この下らない価値観が早く崩れないかなと思う

早く崩壊してくれないかな〜

「つまらない人間製造機」