心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自己愛性人格障害者が勝負に負けると周囲は去っていく

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トランプ大統領だけではないけれど、自己愛性人格障害者は勝負事が大好き

勝負事が好きなんじゃなくて、物事を勝負と損得というとっても分かりやすい指標でしか計れない

その指標を高々と掲げながら、「自分の近くにいると得だ」「自分の近くにいるとステイタスが高い」と言い続けるため、その人の近くにいると得だからと近くにいる人達がウヨウヨとしている

損得や勝負だけでお付き合いをしているって、とってもドライな良い関係そうだけど、大抵それ以外をは飽き飽きしているとかもう利益以外は勘弁して欲しいって状態になっている

そんな人が勝負に負けると、周囲は一気に去っていく


その人に付いたほうが得だと思っている人が、その人といると損しそうだと思って逃げるのは当然なんだけど、本当は人間ってそんなにドライでは無い

負けても、損しても、その人との関係が変わらないって関係が出来上がるのが、人間らしいコミュニケーションなんじゃないかと思うんです

そう考えると、自己愛性人格障害者達は人間特有のそんなコミュニケーションの取れない人達なのかなって思います

自己愛性人格障害者達は勝負事に負けた時に周囲が去っていく事を心底恐れています

周囲がワサワサいて、力があるように見えるから得があるように見えているだけなんじゃないか?って自信が有りそうな本人が一番思っているんです

トランプさんもそうですが、力があるように見えるのではなく、力はあります

実績だってあるんです

でも、そこにいる自分に自信が無いので、「周囲が去る」=「評価が無くなる」=「価値が無くなる」となってしまうんです


負けるということは自己愛性人格障害者が何よりも大切にしている他者評価が無くなってしまうんです

恐ろしい事です

他者評価は、日々その時々で変わります

そこを指針にする危うさに気が付いて、自己評価に少しでもシフトすれば、もっと楽に生きていけるのになって思います

1人が怖い人、周囲の目が気になりすぎる人、他人の評価を求めすぎる事、誰かの素敵を目指している人は、今の社会の主体になっています

これが主体である社会は、力強そうに見えてとっても脆いことをもっと知るべきだと思います

今回、アメリカが自己愛性人格障害者の起こす風を大きく拡大して見せてくれたことで、今向っている社会の構図を知る人が増えるといいなと思います

私の周りでは日々トランプさんみたいな人達が主導権争いをしながら、力強く戦って去っていく事繰り返していますけど、戦い続けなくてもいいと思うし、ましてや戦って負けても去る選択肢のみでも無いんじゃないかなって思います

今戦かっている相手は、もしかしたら一番分かり合える仲間になるかもしれないです

そんな人間関係が築けるのがいいコミュニケーションかもって思います