心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

言葉を伝える事の難しさ

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言葉って人に伝えるもの

 

伝わらないと言葉の本来の目的は果たされない

 

ただの騒音になるかもしれない

   

自分の伝えたい事を相手に伝えるには、相手が聞きたいと思う時にその聞きたい情報を与える事が重要なんだ

 

どんなに大切な事でも、どんなに正しい事でも、今どうしても知っておかないと後悔するかもしれない事でも、相手に聞く準備が出来ない話題を話してもただの騒音でしかない

 

おまけに、他人は家族でさえ変える事は出来ない

 

その人が変わろうとした時じゃないと変われない

 

その人が聞こうとした時じゃないと響かない

 

どんなに注意したとしても、なぜだめなのかを知るのはずっと先か、もしかしたらずっと意味も分からないかもしれない

 

それでも、やめてもらいたい事は礼儀とかしつけとかって形で口酸っぱく言うのかもしれない

 

大人になってしまったらもうそんな事を言ってくれる人も少なくなるし、聞くのも鬱陶しい

 

難しくなるのかも

 

我が子以外は相手が聞けない状況の時は諦めるのが本当は良いのかも

 

そして、言葉を発するときはやっぱり誰かに何かを伝えているのなら、相手の分かるように明快に話してあげる事が親切かも

 

相手が分からないのは、相手が馬鹿だからでは無くて、もしかしたら自分の言い方が悪いからかもしれないと思わないといけないのかも

 

言葉は話す人間がキチンと伝えようと考えて話した言葉を、聞き取る方が聞きたいと思って聞くことでようやく意味のある物になる

 

言葉ってとってもデリケートな物なのだ

 

なんて、思います

 

言葉を大切に伝えようと思えば、相手に期待する事の傲慢さが分かって、ちょっぴり他人に優しくなれるかもしれないです