心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自閉症スペクトラムの伝達

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しっかり者で良く聞いているように見えるから、沢山の伝達を頼まれがちな子なんだけど、伝達時に言葉足らずや一言多いなどがあり、誤解されやすい

一体この誤解が多い正体って何なんだろう?って何となく思いながらずっと過ごしていたのかもしれない

軽度の自閉症スペクトラムがある事は分かっているのだが、自閉症スペクトラムの正体ってなかなか分からない


コミュニケーション能力がイマイチなんて、普段はそれほど感じられない

なのに、誤解が多い


なんで誤解されるか?

それは、相手のテンションや気持ちが読めないから

相手のテンションが読めないとなんで誤解が生じるのか?

それは相手に合わせる事が出来ないから

過度に相手に合わせる必要なんてないと思うのだが、全く合わせないとどうなるか?

そこそこその人が安定していればまだいいが、もしその人がテンションの上がり下がりの大きい人だと、相手のテンションに合わせないで自分のテンションを押し付ける

自閉症スペクトラムは、好きなものに強烈に熱中してしまう傾向が強いため、浮き沈みが激しい

落ち込んでいる人にうきうきのテンションで気になる事を話したりしちゃうのだ


ただでさえ、伝言ゲームは難しい


本人はそのつもりが無くても「バカにしてるの?」とか「なんでわざわざ声を掛けたの?」ってなっちゃうかも

そこに誤解が生じるのは当然かもしれない


自分の事がキチンと出来ても、相手の気持ちを読み取れなかったら、大変だ

対策はあるのかな?


とりあえず、周囲には出来るだけ他人への伝達を避けて欲しいと伝えてみる

なかなか難しいかも