人間って贅沢だ
人間って贅沢だ!
何かが出来るようになると、もっと出来るようになりたいと思っちゃう
キレイになるともっとキレイになりたいと思う
それは、向上心とかに繋がる素敵な事だけど、ちょっと寂しい事もある
どん底からやっとの思いではい上がれた時に、そこにいる全ての人にあんなに感謝したはずなのに、それが何ヶ月か続くと当たり前になって、今度は足りない事に文句を言い出したりする
日常に感謝することの難しさを感じます
本当に難しいです
誰かがまだまだと欲しい物を求める貪欲で醜い姿を見る度に、素敵な人を見る度に、自分にも子供にも「こんな幸せな事があるのかと全てに感謝した時の事を忘れないようにしなきゃね」と言い続けているけれど、それでも毎回念を押すように、自分に言っている
生きている事も、ご飯を食べられる事も、奇跡のように素晴らしい事だし、虫にも菌にも動物にも家族にも他人にも感謝しかないはずなのに、当たり前だし普段は文句しか出てこない
なんで忘れてしまうんだろう?
人間は辛い事が無いと、反対側にある幸せに気が付かない
波乱万丈とか言うけれど、振り幅の大きい人の方が、大きな幸せも辛さも知ることが出来る
振り幅の小さい人生は、幸せそうに見えてそれ程幸せを味わえないのかもしれないし、感謝も何も気が付けないのかもしれない
もしかしたら、日本って所得じゃなくてそこを中流にしてしまったのかもしれない
振り幅が中流の家庭が増えて、辛さも幸せも気が付けない人達が増えて、どんどんと上を目指して欲を出し、現状に感謝出来ない人達を増やしているのかも
お金があっても幸せも感じられず、綺麗でも心は貧相なんて、やんなっちゃう
他人をバカにしたり、自分のやり方が正しいと押し付けて来る人を見ると、改めて物を求める贅沢じゃなくて、心豊かな贅沢を目指して、感謝して生きていきたいなと思ってしまった
感謝を継続するのって難しいのかな?
ずっと感謝して生きていける人達はどうやっているのだろう
死を意識して生きる事でやっと生きている事を幸せに思えるなんて、頭が悪過ぎ
これからも何かがある度に思い出して自分に言い聞かせようかな