心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

時間を掛けてNOを出す人が多い社会

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最近思います

「迷っているので返事を待ってください」と言われて待った場合、ほとんどが「やっぱりやめます」という結論なんじゃないかと…


私の場合は、どうしても行きたいとかやりたいけれど調整出来るかやってみないと分からないなと思う場合に返事を保留するのですが、周りを見ているとそもそも自分から断る力が無い場合も含めて、どちらかというとNOの割合が圧倒的に大きい場合に保留している気がするんです


なんか、意志が感じられないし随分いい加減だなと思います

まるで我が子達の甘えている時の様です


決断を先延ばしにするのは、自分だけの事であれば構わない事ですが、相手がいる場合は非常に失礼だと思います

考えたって、時間が経ったって、自分の気持ちがそちらに向くか向かないかなんて、本当はそうそう変わりません

もし変わるなら、それは自分の意志ではないです

突然その事がテレビでピックアップされてやってみたくなるとか、誰かが「面白そうよ」って言ったから行ってみたくなるとか、参加者にかっこいい人が入って来たから行こうとかなるのは、全て外的な要因で、自分が本当に行ってみたいかやってみたいかなんてどうでも良いのです

そんな外的な事に振り回されて決断している人の返事を待つのは結構苦痛です


なので、理由が明らかではない保留の場合は返事がNOだと思って諦めるのと共に、その人との関係や言葉に期待をしない事にしている気がします

なるべく距離を取るという事です

あくまでも自分のやりたい様にやる事をメインにして、その人に過度に合わせる事をしませんので、自分が我慢して満足出来ないなんて事は無い様にしています


はは、随分厳しいですね


ただ、これをやる事でだいぶ心は楽になります

自分自身は振り回されなくなりました

もし、その後参加するという事であれば、それは楽しく一緒にやりましょう!だし、不参加なら過度な期待をしていないので頭にも来ません

参加した相手が「思った感じではなかった…」とか後でブツブツ文句を言っていたとしても、そもそも心理的な距離を置いてしまっているので、気になりません


あなたの思った感じを私が実現する必要など無い訳ですから知ったこっちゃありません


と、ブツブツもちょっぴり気になるけれど、無視出来るのです


凄いです!
いやー、進歩です

いやはや繊細ですから、色々気になります

でも、そういう人は増えてますから、そういう風に考えなきゃいけない機会は多いです

ちょっぴり自分の保留の使い方とは違いますが、理由を分かってそれに対応出来れば、それほどあたふたする必要も無いのです


優しさは時に自分を傷つけます

優しさを履き違えている人も増えてると思います

上手に対応して、自分自身を守っていけたらいいなと思います