心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

忘れ物がとんでもなく多いのにできる人??

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私の親はとんでもなく忘れ物が多いです
親の兄弟も祖母も…

多分、注意力が散漫なんだと思います

集中力も過多気味です

いわゆるADHDとか自閉症スペクトラムとか…



寝ないでジグソーパズルをやったり、物を作ったり…

かなり器用で何でも出来て頭もいいし、回転は早いです

色々な事に興味を持つのでチャレンジ精神旺盛なのにコミュニケーションがイマイチなんです

なんか変だと思いません?

何でも出来るのに忘れ物が多いとか、回転が早いのに忘れ物が多いとか、注意力が散漫なのに何でも出来るとか人に興味かあるのにコミュニケーション能力がイマイチとか…

私には一人の人の中にある特徴として認識し難い事だったんです

そういう人たちにとって勉強が出来るのか出来ないのかは、興味を持つか持たないかだけに掛かっています

勉強するかしないかでは無いのです


何かをマスターするのに、練習するかしないかより興味を持つか持たないかに掛かっているとしたら、ちょっと衝撃的じゃない?

でも、多分そういう人たちにとって、興味があるってエンジンにたいな物だと思うんです


忘れ物をするのは、その物に興味が沸かなくなっている事を示しているだけなので、多分どうする事も出来ないのかもしれません

子供の頃から、親戚が帰ると、そこら中に忘れ物がある事に唖然としていました

私にはちょっと無い感覚なので、なかなか理解出来ませんでした

今も大して分かる事は出来ないのですが、何だか人間は一筋縄ではいかないのだな〜と冷静に見る事が出来ます


そんな人たちですが、どうやら用意も苦手らしいです


片付けが苦手なのはよく知られていますが、用意も苦手みたいです


片付けは、もう終わった物を動かす事なので、そこに興味が沸かないと苦手なのは仕方ないかなと思います

子供ならゲーム感覚でやらせますが、大人は周りと一緒に用意をしたり片付けをしたりしないといけない様なときは多いのかもしれません


用意はそこに興味が無く、多分その先に興味があるからなんでしょうか?


あまりの用意の出来なさに、家族からブツブツ言われると言っていました


私も親に言っていたかもしれないです


いやー、あの回転の早さと頭の良さに用意に時間が掛かり過ぎるっていうのが全く見えてこない


他の事を全てストップして用意に取り組んでも出来ないらしいです

そりゃそうです
用意の所に心は無いしエンジンがかかる事はないですから…不思議です



私は沢山の事をいっぺんにやって、いっぺんに終わらせますので、一つしか出来ないって非効率だなって思ってしまいます


子供達の用意の手伝いをする時も、かなり根気よく見守りますが、一つずつなんて私にとっては悪夢の様な時間です


子供が出来ない理由を親から知るなんて、何だか面白いなと思います

でも、やっぱり親は自分より出来て欲しいと思ってしまうのかもしれないです

もうとっくの昔に諦めたつもりですが、どこかでそう思ってしまったからイライラしてしまっていたのかもしれないです


そう考えると、介護って想像以上に大変な事かもしれないです
自分より出来ない親を認めるのは想像以上に大変です
親を理想の親であって欲しいと思う気持ちは、計り知れないですから

まっ、私はだいぶ楽かな

そんな理想は理想でしかなく、親も子供も別々の人間です

忘れ物が多くても困るのは自分だと思うしか無いです

持っていくものは、首からかけられる物だけにする

子供みたいにしていれば何とかなるのかもしれません

大人も子供も、その人そのものを認めてあげないと、お互いにしんどいです

何だこりゃ?って思わずに興味を持って他人を見て自分との違いを確認する作業をしないといけないなと思います

特に家族…いやー家族は難しいです

距離感が違いますから