野村監督が亡くなった
正直、野球はほとんど分からないけど、なんとなくこの人は好きだった
なんだろう?
頭が良さそうだった
スポーツを考える事は、今は当たり前だけど、昔は違った気がした
足が速ければ走れば良かったし、投げるのが上手くなりたければひたすら投げる練習をすればいい時代に「考えて上手くなる」「考えて強くなる」を説いた人なのかもしれない
だからこそ、そこで育った人達が今の野球界を背負っているのかもしれない
あの派手な奥さんがちょっぴり苦手だったけれど、夫があれだけ好きな野球界で活躍した事を考えると、いい奥さんだったのかもしれない
あの派手な奥さんがいてこその野村克也だったとしたら、野村沙知代という人があの人を作り上げたのかもしれない
もしそうなら、奥さんが亡くなったら野村克也は野村克也では無くなってしまうのかもしれないし、長生きは出来ないのは仕方ないのかも
野村監督が亡くなって、野村克也さんを振り返える番組を見て、「カッコいいな」と思ったら、野村沙知代さんが苦手では無くなった
親子も夫婦もそうだけど、片方だけ好きで片方は苦手って事はあまり無い
ずっと近くにいる存在だから、考え方は影響する
友達もそうだけど、身近にいる人にいる人を見て、自分の中身が分かるのかもしれない
誰かを知りたいと思った時は、周りを見てその人を判断したいと改めて思う
周りもその人も魅力的な人は魅力的だし、イマイチな人は周りもイマイチなのかもしれないな
知れば知るほどカッコいい野村克也さんは、ちょっぴり知りたくなる存在かも