心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

近づいてきて真似をしてくる不快な人

人の真似をするのはかなり難しいと私は思う

 

人の良いところを取り入れるのと、人の真似をするのは、似ているけれど全く別のものだと思う

 

技術を得るために真似をするのは最大の近道だし、必要な事なんだろうとは思うけど、それはあくまでも技術的なもの

 

生活を真似したり、育児を真似したり、もちろん技術だって真似しようとすると、完璧に真似をするのは難しい

 

多分、出来る人は人の良いところだけを自分の中に落としこんで取り入れる

 

自分の良いところを残しながら、他人の方法をある程度削ぎ落とし必要な部分だけを取り入れる

 

それには自分の進むべき道を信じて、要るものか要らないものかを判断出来る力が必要だ

 

でも、多くの人は人の良いところを見て自分の都合のいいところだけ真似をする

 

なんとなく出来そうなところだったり、見えるところだけだったり…

 

そこには、要るものか要らないものかの判断は無い

 

自分を信じて決断する力を持たず、その判断を目標とする人に預けてその人の真似する

 

その真似の仕方だと、10の事を習得するために20位の事をやらないと習得出来ないくらい不効率な感じ

 

算数が苦手だから算数に強い塾に通う子を見て算数だけ塾に通わせても、その子にその方法が合っているかは分からない

 

それなのに、我が子の成績が上がらないとなったときに、親は「塾が悪いせいだ」とか、「目標とした子が本当は大したことがない」と、他人に責任を押し付ける

 

出来る人は、大抵ガツガツと近づいてきてあからさまに真似をしたりはしない

 

だから、近づいてきて真似をしてくる不快な人はよくいるけれど、そういう人達は結局全てを真似することは出来ないのだと思い放っておけばいいのかもしれない

 

そのうち色々な事を真似しようとして、出来なくなって自滅するかもしれない

 

そんな人達を沢山見てきた気がする