我が子の中学校の卒業式があった
我が子は、途中で転校してその学校に来た
転校前の学校でのイジメでボロボロになった心は、人といるのが困難なほど傷ついていた
結局、何日か行って不登校になった
3年生になって何回か学校に行く
そしてなぜか修学旅行に行った
行事にも突然行こうか迷う事があった
高校が決まって、大学や就職迄の道のりを決めた時から、自分と向き合って学校に行けない理由を考えた
怖くて行く勇気が出ないのだと、そこで初めて事実と向き合った
そして、そこから卒業迄の1ヶ月
別室登校を始めた
クラスの子と会う機会が何度かあったらしい
突然「中学校生活がしたかった」言い始めた
「給食が食べたい」と…
そして、最後の給食の日
別室で給食を食べた
その前の週から卒業式の練習が始まった
卒業式に出るのを迷っていたが、練習に初めて出た日、卒業式に出る事を心に決めたようだった
そこから2回しかない卒業式の練習に参加、最後の学年集会に参加、そしてギリギリまで歌の練習をして卒業式に参加した
義務教育の最後の1ヶ月で、不登校からの脱出をした理由を、卒業式の当日、私は知る事になる
その先生の手腕の凄さを見せつけられた1日だった