心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

我が子の教師の手腕の凄さ①

f:id:pilatesno-1:20210301104446j:plain

我が子の中学校の卒業式があった

 

我が子は、途中で転校してその学校に来た

転校前の学校でのイジメでボロボロになった心は、人といるのが困難なほど傷ついていた

 

結局、何日か行って不登校になった

 

3年生になって何回か学校に行く

そしてなぜか修学旅行に行った

行事にも突然行こうか迷う事があった

 

高校が決まって、大学や就職迄の道のりを決めた時から、自分と向き合って学校に行けない理由を考えた

 

怖くて行く勇気が出ないのだと、そこで初めて事実と向き合った

 

そして、そこから卒業迄の1ヶ月

 

別室登校を始めた

クラスの子と会う機会が何度かあったらしい

 

突然「中学校生活がしたかった」言い始めた

「給食が食べたい」と…

 

そして、最後の給食の日

 

別室で給食を食べた

 

その前の週から卒業式の練習が始まった

 

卒業式に出るのを迷っていたが、練習に初めて出た日、卒業式に出る事を心に決めたようだった

 

そこから2回しかない卒業式の練習に参加、最後の学年集会に参加、そしてギリギリまで歌の練習をして卒業式に参加した

 

義務教育の最後の1ヶ月で、不登校からの脱出をした理由を、卒業式の当日、私は知る事になる

 

その先生の手腕の凄さを見せつけられた1日だった