心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

「あ」が難しい

未就学児の我が子が「あ」が書けない

そもそも、字は教えていないが、気がついたら平仮名もカタカナも読めるようになっていた

でも、今回「ありがとう」と書きたいとなった

他にもなぜか「あ」がとにかく多い

「あだけママ書いて!」と言われた

はじめは書いてあげちゃおうかな?なんて思ったのだけど、まず「あ」が多すぎてそこだけ私が書くのはみっともない これをチャンスに書けるようになってもいいかも!と安易に思って練習する事にした

でも我が子、やりたくない事には向き合わない

「紙がないからやらない」と言う我が子と紙を取りに行く

書き始めても、間違えると消しゴムで消したいと言う

消しても残っている字が気に食わない

鉛筆の持ち方もきちんとしたくない

左手も出てこない

椅子にもきちんと座れない

って、まだ字も書いてない所から問題山積み

なんせ普段からそんな事やっていないから

やっと書き出しても書けない 「点から点を結んでみよう!」とか「なぞってみたら?」なんて言ったけど、点から点も結べない

何度書いても形が悪い とうとう癇癪を起こして、泣きながら逃げていった!

私も「やらなきゃ出来るようにならないよ」と言いつつ、ヒートアップ

ここまでしてやる事でもないから諦めようかななんて思えた

ところがテーブルに戻ってきた

「終わったら出かけたい」と言う

正直時間も無かったが、その約束を取り付けた

そしたら、書き始めた

同じ所で間違える

これはなんとかしなければ!と思い、間違えそうなところの前で声を掛けることをくり返す

6個目の「あ」位だろうか、なんとか形になった

そこで、つかさずハナマル

子供のテンションが上がった!

その後何度も書いた

8個に1つ位のハナマルがついた「あ」がA4用紙にいっぱいになった

失敗する時もあるけれど、もう「あ」は怖くない

無事、「あ」が沢山のお手紙が完成

時間がないけどお絵描きもして、ご機嫌で一緒に出掛けた

正直まだまだ苦手な物には向き合わない

これでは、幼稚園や小学校は大変だろなと思う でも、できなくは無い

こりゃー、小学校に入ったら宿題に親子で泣く日々が続きそうだ〜と思った瞬間だったが、なんとか乗り越えて行ける気もした経験だった

子育てって忍耐力がいる

出来ない人を見ても、びっくりしないしゆったり見れる寛容な私が出来上がるのか?

それならそれで良いのかもしれない