心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

我が子が問題と向き合った日

我が子が将来を迷って、立ち止まった

 

というより後ろ向きで全てを拒否していた

 

自分で解決しようと一人で奮闘した

そしてその解決方法はただ待つ事だった

 

結局、待てども待てども解決する事は無かった

 

自立したい反抗期も重なって、一人で解決しようと藻掻いたのかもしれない

 

親が原因や解決方法を問いただした時、現状が何も変わっていなかった事を把握する事さえ拒んだ

何が原因かを追求することも無かった

 

なのに我が子の要求は、空を飛ぶように高かった

 

親としては到底納得のいく要求ではなかった

 

それでも我が子は、親に言っても仕方がない、親は分かってくれないと頑なだった

 

ここまで1年頑張っても上手く行かなかったから後何ヶ月では何も変わらない

変われるわけもない

 

親は信用出来ない

言っても意味がない

 

と、頑な姿勢を崩さなかった

 

 

ある日夜中まで話をして、原因を聞いてみた

 

結局原因のほとんど分からないと言う

 

向かい合わず、逃げ回り、なにも進んでない事にようやく気が付いた

 

気が付いただけだけど、ようやくスタートラインかもしれない

 

ちょっぴり気がつくのが遅いが、この時間が我が子には必要だったのかもしれない

 

 

さて、原因やこの先を考えて、私は一つの案を我が子に提示した

 

子供より経験のある親はどう考えるか?

どう動くか?

 

とりあえず提示してみた

 

 

少し動いてみると、解決出来なかった出来事がほろほろとほどけてきた

 

もしかしたら、何年も悩んでいた事があっという間に跡形も無くなる様な悩みに変化するかもしれない

 

そんな気分になったらしい

 

その提案にどうしても乗りたいと思ったらしい

 

迷った時に本人が現状を把握し周りにその悩みをきちんと伝えることが出来れば、親とか周りの人は経験や知識を元にアドバイスが出来るのかなと思うんです

 

「いい方法ってないかな?」って言っていても、出発点がどこでどこを目指しているのかが分からないと、周りもアドバイスのしようが無い

 

現状の把握もせず、目的もなく、人に助けを求めることもなく、その場から飛び出す事など出来ない

 

目的地に行く方法は沢山ある

 

専門家もいれば経験者もいるはずだ

 

そこは助けてもらえばいいと思う

 

でも、現状把握と目的を定めることは必ず自分でしなければいけない

 

それを改めて感じた

 

まだまだ時間のかかりそうな我が子の歩みだが、なんだか少し立ち上がった気がした

 

ちなみに我が子には今、もう一人の親を説得しなければならないという難題が突きつけられている

 

ちょっぴり甘やかして、私が提案をしてしまったので、ここは自分で熱量を伝えて親を説得して欲しいなと思っている

 

本当に自分が行きたい道であれば、親の心配を払拭出来るぐらいのプレゼンが出来ると信じている

 

なかなか私の思い描いた通りには行かないので、甘ったれた我が子に手を差し伸べたくもなりそうですが、頑張って欲しいなと思う