心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自己愛性人格障害者のパワハラ認定が難しい訳

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自己愛性人格障害者が、ターゲットを決めてそのターゲットに攻撃を仕掛けて来る場合、確たる証拠がない限りそのパワハラは第三者からは見えにくい

 

なぜ、ターゲットの心が壊れる程の攻撃をしているにも関わらず、その証拠が残りにくいのかと思うのだが、それは自己愛性人格障害という人格障害がかなりひねくれた事象を発する障害てある事が原因ではないかと思う

 

まず、自己愛性人格障害者は、人一倍の劣等感から出来ている

   

どんなに傲慢で、どんなに自慢気でどんなに堂々とした態度をとって大きな声で話をしても、それは劣等感を隠す為の仮面でしかない

 

この時点で普通の人はその人物のやっている事と心の一致を考える事が難しい

 

理解できない

 

あの立派な人格者が、パワハラなんてする訳がない、あの傲慢な人がコンプレックスの塊だなんてあり得ないというところから入る

 

それを踏まえたところで…

 

自己愛性人格障害者はできない人ではない

 

まず、自己愛性人格障害者は、パワハラをするが、技術が無いわけではない

自己評価が低いけれど、大きな口は叩きたいために、死にものぐるいで努力する

だから、技術があってその地位に就いている

無能であれば排除すればいいけれど、その技術は欲しいとなると、その地位から引きずり下ろす訳にはいかない、となる

 

自己愛性人格障害者は、被害者だと思っている

 

自己愛性人格障害者は、劣等感の塊から攻撃をする

攻撃の理由は、相手から自分の劣等感を刺激された事にある

 

ターゲットが何もしていなくても、そのターゲットの存在が自己愛性人格障害者が劣等感を持っている所を先に攻撃してきたと認識したのである

 

だから、周りの認識とは合わないが、先に仕掛けてきたのはターゲットの方だという認識の元に攻撃をしている事

 

要するに「被害者は自分だ!」と本気で思って言い張る事が、罷り通る所もあるという事だ

 

そして、自己愛性人格障害者には悪気がない

 

自己愛性人格障害者は、ターゲットに対して指導していると信じている

どんなに大声を上げても、人格否定をしてもそれはターゲットの為、ターゲットが言っても理解していないから、何とか理解させたくて、善意でやったことだと思って疑わない

 

だから、大声を上げたのは悪かったかもしれないが、一人で呼びつけたのは悪かったが、怪我をさせたのは申し訳ないが、全てが善意なのだと言う

 

悪気が無ければ仕方のない事だと思う人は一定数いる

 

だから、そこに罪は問えないという事になってしまうことが無いわけではない

 

自己愛性人格障害の攻撃が分かりにくい

 

自己愛性人格障害者は、劣等感から攻撃してくるため、自分の劣等感をひた隠しにして、そっと周りを固めながら攻撃をしてくる

 

周りの結果的にパワハラに加担した人達も自分でターゲットがおかしいと思ってターゲットから離れていくので、弾かれたのはターゲットのせいだと思っている

 

でも、自己愛性人格障害者がターゲットのやったことの揚げ足をとって、変な噂を流したり、ターゲットにだけ情報を与えずに周りに迷惑をかけさせて面倒な人扱いをしたりして、皆から白い目で見られるように情報操作して、ターゲットを孤独へと追いやる

 

これも、自分が本当は好かれていないのではないかと思っている自己愛性人格障害者の劣等感が原因で、ターゲットを疑心暗鬼にさせて誰にも相談出来なくさせる常套手段だ

 

その上で、ターゲットには咳払いや舌打ち一つで圧力が掛かるようにしてくる

 

「そんな舌打ち一つで圧力がかかるなんて分からなかった!」と言えば、誰がそのパワハラを認識出来るのだろうか?

 

 

自己愛性人格障害者の第三者への攻撃がない

 

自己愛性人格障害者は、ターゲット以外の人には優しい

 

その変わり様は、普通の人には考えられない

 

振り返った瞬間にターゲットに圧力をかけ、3人位同時に対応していても、誰にも分からない様にターゲットのみ圧力をかけながら動く事は可能だ

 

なので、ターゲットが「あの時」と言ったとしても、あの時に同時にいた他の二人はそのようなことは認識していない

 

「証人がいるじゃない!」なんて自己愛性人格障害者に言われたらひとたまりもない

 

なんてところが、認定し辛い

 

おまけに訴えたりすると、誰でも見られたくない事があると思うが、ターゲットのそういう所を自己愛性人格障害者側が暴いて攻撃をしてくる

 

家族等、大切な人の信用を損なわせ、ターゲットからその大切な人を奪っていく

 

ターゲットにとっては耐えられない

 

それも、初めのうちに「私は味方よ!何でも言ってね」と親身になるふりをして情報を集める

 

これは自己愛性人格障害者が誰にでもやっている事で、会って間もなく人の値踏みをする時に必要な情報収集だ

 

どの情報が使えるか自分より相手が劣っているかを確認しているので、一番効果的に使える時期にターゲットの不利な情報を出して、相手が萎えて引く事を待つのである

 

訴えたり、暴露したりしたとしても、結果はターゲットが嫌な思いをするばかりで、自己愛性人格障害者はこれもあれも認めないとなるので、絶望感で立ち上がれなくなるだけかもしれない

 

訴えたところで、最終的に自己愛性人格障害者は元の生活に戻りのうのうと生きていくなんてことはよくある

 

ターゲットは本当に疲弊するので、訴えるのはおすすめしない

 

それよりも、離れて生きていく方法を模索した方がいい

 

なんて、言っちゃ頑張ってる人には可愛そうかもしれないけど…ほんと、私にもどうすればいいのかは未だに分からない

 

一度、自己愛性人格障害者のターゲットになれば、泣き寝入りじゃ済まされないほど疲弊する

 

自己愛性人格障害者が潰れるまで戦いたくなる気持ちも分かる

 

でも、相手のやったことを証明するには、ハードルが高過ぎる

 

明らかな証拠がない場合は、それを証明する事の難しさを肝に命じて戦って欲しい

 

出来れば証明してもらいたいと思うし、戦う人は応援したいけど