心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自己愛性人格障害者は相手に嫌がられている事が分からない

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自己愛性人格障害者が近づいてきたら「何だかヤバイぞ」と思って距離を取ろうと逃げたりする人はいる


ストーカーされたら気持ち悪いと思って逃げる



自己愛性人格障害者にごまをすられたりグループをかき乱されて迷惑だと思いトップがその人を切ることだってある


パワハラとかモラハラもターゲットになったりターゲットになりそうだと思ったら逃げる


DVをされた配偶者も離婚を切り出して離れるという選択を取る


いじめられれば他のグループに逃げ込む人もいる


そんな時、自己愛性人格障害者はまさかターゲットやその相手が自分の言動が嫌で離れたとは思っていない


そもそも、自己愛性人格障害者のどの行動も相手が嫌だと感じているなんて、自己愛性人格障害者本人はさらさら思っていない

ストーカーもパワハラモラハラもDVもいじめも、まさか本人は自分がそんな大層なものに該当する事をやっているなんて思っていないのだ


見守り、片思い、熱血指導、教育、コミュニケーション、じゃれ合い


本当にそう思っている


しかも、自己愛性人格障害者がその人に近づきたいと思っていると、他人との境界が曖昧なので「相手も自分と近づきたいと思っているに違いない!」と思う


自分と相手の思いは同じ


だからこそ

何で、突然警察に相談されるのか?
何で、突然切られたのか?
何で、他のグループに逃げたのか?
何で、やめたのか?
何で、離婚なのか?


と思う



突然の出来事に自己愛性人格障害者は慌てふためく

そして、初めは謝ってみたりするのだが、それでも相手が拒否し続けると、自分が思ってしている行為を否定したと思う

相手を恩を仇で返す行為をするやつだと認識するのである


その後、ターゲットに直接その怒りが向けられる場合もあるけど、誰かに逃げられた悲しい自分を認めたくない場合には、他の人にその攻撃の矢が向く


誰かが自分とその人の邪魔をしてるだ!

誰が悪知恵を吹き込んだんだ!

誰が悪口を言って貶めたに違いない!

誰かが裏で手を回している!


そんな考えしか浮かばなくなる


自己愛性人格障害者はどちらが悪いかを判断したがる

片方が黒なら片方は白と決まっているからだ(決まってないけどね)


自分が白になるために、誰かを黒にしなければならないからだ

「自分は悪くない」が基本の自己愛性人格障害者だから、誰かに責任を押し付ける


誰かを必ず悪者に仕立て上げるのだ


何だか分からないな〜って結論が出てもいいと思うのだが、それは自分が悪くないという結論に至らないため自己愛性人格障害者にとってはありえない選択



なぜ、相手が訴えているのか?
なぜ、相手が死ぬほど辛いのか?
なぜ、相手が泣いているのか?

そんなこと、自己愛性人格障害者にとってはどうでもいいことだし、理解も出来ないし、責任は自分には起因しない事


あんなに大きな声で罵倒しても、あんなにつきまとっても、あんなに恐喝しても、あんなに意地悪をしても、まさか自分が原因だなんて思わないのだから、自己愛性人格障害者には寝耳に水なのだ


そんな人に対して、仕返しや復讐をする事は、新たに攻撃したとしか捉えられないので意味がないと分かったとして、それが分かっても復讐したくなるくらい、分からせたくなるくらいの事をターゲットはされている



この自己愛性人格障害者のフィルターを知って、同じ高さに立たない様にしても、自分の行動を認識すらしない自己愛性人格障害者達の横暴な行動を止めることなんて出来ない


人間は自然より何とかなるものだと思っていたけれど、もしかしたら人間も自然と同じ位太刀打ち出来ないものなのかもしれないな


自然と戦う人は少ないと思うけど、自己愛性人格障害者と戦う人は多い


結局、自然と同じ様に自己愛性人格障害者と戦わないで共存する事がベターなのかなとは思うけど、実際は難しい


「絶対自分は悪くない」ってフィルターしか相手が持っていないなんて…まさかそんな人が世の中に沢山いるなんて…

何だか悲しい現実だな