心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

意地悪な子の親は意地悪

f:id:pilatesno-1:20210220202342j:plain 「意地悪な親だけど、子供はいい子よね」とか「子供は意地悪だけどお母さんは良い人よね」は無い!

断言出来る

誰かが意地悪なら程度の差は多少あるけど家族皆意地悪だ

そもそも、意地悪をする人は人の悪口を言って自分の劣等感を解消している人達だ

その劣等感の解消の仕方は、その家族にとっては日常的になっている

自分よりも素敵になった人がいれば、その人の悪口をまず家族で言う 羨ましいと思っても、そこは見なかった事にして、悪い所を探して貶し捲くる

だから、子供は学校でも同じ事をして、自分と同じ位の人を蹴落としたり、取り巻きを作って悪口をいうグループを作ったりする

それは、当然の事だと思っているし、多分周りの人も皆やっていると信じている

考え方はそうそう変わらない

親が大嫌いで、自分はそうはなりたくないと思って頑張ってそのやり方から脱出できる人も中にはいるかもしれない

でも、それはあくまでも完全に自立してから

自立していないのに、自分だけは違うなんて事は表面的にしか出来ない

劣等感を和らげる方法が変わるわけではなく、悪口を言う事を我慢する位しか出来ないだろう

悪口を言わないで、劣等感を和らげている人達は、そもそもストレスのかかるような劣等感をあまり持たない

そこにストレスがかからないのだから、頑張ってそのストレスの解消方法を探さなくていい

そういう人には、悪口を言う自分の方がよっぽどストレスがかかる

ある日、知り合いのご家族を見かけた

子供が「あの子知ってる子だ!」と親に言う

その知っていると言われた子はとても可愛くなっていた

その子とは同じ年ではない位お姉さんになっていた

お父さんが言う「あの子太ってないか?あの太さは致命傷だよなぁ」お母さん「そうよね」

その後も、特に太っている訳ではないその子をとにかく貶す親 それに満足した笑顔を見せる子供

後でその知り合いの子に聞いたら、その子は物凄い意地悪で近づきたくないと言っていた

やっぱり、あの親にしてあの子供なんだと思う

そんなのばっかりだ

大人になって子育てしてみたら、そんなの当たり前だった

今は何の違和感もなく、それを受け入れている

うちの子供達と、感覚のすり合わせをして「やっぱり苦手ね」なんてやっている

敵認定もされたくないし、悪口も聞きたくないし、出来れば近くにいたくない

なんて、思う

気が合う友達なんて、数少なくてもいい

居るだけで幸せだ

気が合わない人ばかりなら一人でいられる強さが必要だと今は思う