心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

不登校という多様化を拒む国を考える

f:id:pilatesno-1:20210301094341j:plain 不登校の増加は止まらない

義務教育は、国の規格にあった子供達を補助する制度

学校は皆と同じ制服を着て、皆と同じ生活をしていると信じ、皆と同じ考えを持っていると決めつける場所

ちょっとでも違うといじめられ、自己主張すれば弾かれる

皆が同じと信じたい才能のない人達が、自分にはない才能を排除するためにいじめる場合は多い

だから、感性の強い子は規格外

不登校の子供達は日本の規格外の子供達

税金を使って育てる必要のない子供達

日本では、認められていない 日本には、必要がない 規格外だから、望まれていない

そう感じる親子は沢山いるだろう

でも、凄い勢いで増えている

日本には、規格外の子供達が増えて、その子供達が活躍していく

この規格でこの制度が破綻していると思わないのだろうか?

フリースクールが出来ても、名ばかりの地域も多い

フリースクールの開設を認めないところもあるし、フリースクールに通っても学校に出席したとは認めない地域もある

学校ではないからだ

皆と同じ教育を受けないと出席にはしなくてもいいという圧力

フリースクールへの通学定期は認めない フリースクールのお金も認めない

学校があるのにわざわざ好きで遠くに行っている子に助成する必要なんてないという圧力

これ、国は通達を出している

「お金は出さないけど…なるべく出席扱いにしてね」と あくまでお金は出さない だって、規格外だから、国はそんな子いらないから

しかも国からの通達があっても「前例がないから出席には出来ない」って!!そんな地域もある

前例っていつ出来るんだろう? 出来ないだろう

規格外に前例って??どれだけ弾かれていらないって言われれば気が済むのかと思う

頑張って家で勉強しても、内申はつかない 高校受験でまたもや弾かれる

皆と同じでは無いから、点数がない

高校を卒業しないと大学にもいけない

大検を取るか、通信に通うか…

通信教育の高校も今は塾みたいに毎日通って学校みたいに行けるところがあったりする でも、もちろん助成はない

だって、塾だもん

好きで通わせる

義務じゃないし…

おまけに、通信高校や不登校の社会での立場は良くない

ここまでして、自信を持って生きていけ! って方が無理

中学校は義務教育だから、年齢が過ぎれば卒業出来る

一度も中学校に通ってなくても、卒業してしまう

お金がかかるフリースクールに通わせようが、家にいようが、卒業できる 行ったって意味がないと思うだろう

誰か行きたくて行くのだろう?

不登校の子供たちには行き場がない 弾かれて規格外になっても這い上がろうとしてるのに、日本が地域が助けないという圧力がどこまでもかかる

フリースクールが無い地域だってあるし、もちろんフリースクールがあるなんて情報すらくれない

あくまで自主的に、好きだから通う

規格外は日を浴びる必要なんてない 規格外の子供の未来なんて知ったこっちゃない

この義務教育を高校まで広げようとしている人達がいる

国規格の多様性を認めない子供達を作るのって、限界じゃない?

だから、お金がある人で多様化を好む人はインターナショナルスクールに子供を通わせるのかもしれない

義務教育っていい事ばかりではない

でも、きっといいところも沢山ある

世の中、色んな方法があるから、色んな方法で頑張ってる子を応援できる制度が出来ればいい

パチンコに行く生活保護受給者なんて、頑張らない人を応援する制度は無くして欲しい

いったい国はどっちを大切にしてるの!!

この国は終わってる