心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

人を物で釣る行為は危険

f:id:pilatesno-1:20210210204210j:plain今の子はお財布がいくつもある そんなの当たり前なのだが…

おじいちゃんおばあちゃんが物をあげる時、子供達の事を考えて物を与えているだろうか?

そして、親はその意味をキチンと伝えているだろうか?

いくつものお財布がある事で、誰かの思いに勝ちたい!なんて気持ちは無いだろか?

親よりも私にと云わんばかりに、孫が来る度にお小遣いをあげているおばあちゃんは多い 

子供にとっては親が一番です

何をあげてもそこが揺るぐことはない

物やお金をあげても、ただの金づるにならない為には、何を目的に、どういうところに援助するのかをキチンと考えてあげて欲しいと思う

名目だけでも構わないと思う

これにだけに援助をしたいと明確な意思を伝えたほうがいいと私は思う

親子でも一緒だ 頑張ったら買ってあげるとか、出来たらあげるなんて、しょっちゅう使うべきではない

その手段を多用すると、物にしか焦点が当たらなくなる

物やお金の為に頑張る事があっても、頑張る事への意欲がなくなる そして、本当にやりたい事なのか?本人が分からなくなってしまう

大好きでやっていた事のはずが、気がつけばご褒美の為に頑張る事にすり替わっている事は、今の子育ての中では多い

気がつけば物で操れる簡単な心しか育たなくなる

分かるだろうか?

子供の大好きな事を伸ばしたければ、どんなに素敵でもご褒美はいらない

ご褒美なんてなくてもやれる

その大好きな事を続けるために援助が必要ならすればいい でも、出来たから、頑張ったからなんていう理由で物はいらないのだ

仲間に入れてもらいたい時は、4才でも物を持っていって入れてもらう

ちなみに自己評価の低い自己愛性人格障害者が最も良く使う手法だ

そして、そのお金や物には、自分への忠誠心という見返りがついてくる事を知ってほしい

貧相な心に子供を育てたい親や祖父母はいないはず

だったらその行為が、その子の為なのか?自分の自己満足の為なのか?考えて欲しいと思う

「1位だったからゲーム買ってもらった!」なんてよく聞くけどね

気をつけないといけないと思う