心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自立した人間ほど日本の学生時代はキツイかも

前回の指示待ち人間は自立したコミュニティーは辛いかもっていうのとは反対の事だけど…

小さいうちに自立してきちんとした考えをもっているような子達は、今の日本の学生時代はかなりしんどい

昔がどうだったかは分からないけど、今の日本はかなり支配的な学生時代を送るのが当然だ

規制があってその中で生きていく 自分の考えや個性は淘汰される 規制が厳しいし、見た目の違いが少ないからこそ、個性があるといじめられる

「考えがあるから、この規制は要らない」なんて言ったって、仕方がない そこを議論する余地がない

意味を分かって、自分で良い悪いを判断する必要がないし、指示されたことを素直にやってればいいだけなのである

矛盾があっても言われたら素直にやる子が評価される

そこで考えて、必要では無いなんて言うことは口応えとして、疎まれる

こんな学生時代を過ごして、自立した人間を育てようなんて、本当に難しい

親には、子供をキチンと育てないといけないというプレッシャーばかりをかけるので、親が我が子をいい子に育てなくてはと必死になる

いい子の定義が、親の言うことを聞くという事である限り、精神的に自立した子は育たない

他人と比べて自分がどうか?自分の子がどうか?ばかりを気にして幸せが実感出来ないほど自己評価が低い

国際的には、自立して自分の意見を言えることが人間として大前提なのにも関わらず、自立出来ない自己肯定感の低い人間を作り続けている日本という国はいったい何処に向かっていくつもりなのだろうか?

学生時代に居辛い思いを抱えて何とか過ごして来た人間が、社会に出たら活躍する日本って、変じゃない?って思わないのだろうか?

特に女の子はほんとしんどい!