心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

指示待ち人間のように何かに依存していると、自立したコミュニティーは辛い

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子供に依存したり、誰かや何かに依存していると、自立した人の集まりの中にいる事はとにかく辛い

指示待ち人間が、自分達の意志で高め合うコミュニティーに入るのは、まるで拷問のような日々だろう

指示待ち人間は自分の決定に自信もないし、確たる意味を感じて物事を理解して動いている訳ではない

それでも生きてこれたのは、決定する事も考える事も、誰かが代わりにやってくれていた証拠だ

それが親だったり、先生だったり、お友達だったり…

もちろんずっとそれでも生きていける でも、自分の意志で動く事も無ければ、その行動に責任を取ることもない

自分の意志で動く事も避けたいし、出来る事なら責任なんて負いたくない

だから、周りとの人間関係であまりトラブルもないし、どうにも自分を出すことが出来ないのである

指示待ち人間にもしも「自分で考えて自分で動きなさーい」なんて指示をされても途方に暮れる

指示待ち人間には自分の考えもないし、それは指示待ち人間には指示でもない

そんな事が日常だと、指示待ち人間は放って置かれていると思う なおかつ、何も得られないと思う

もちろん、自立したコミュニティーでは、自分で考えた事を評価する まずは考えた事をやってみて、それが上手く行かなかった時は、皆で良い案を出し合ったり、上が教えたりしながら皆で自分自身を高め合うコミュニティー

指示待ちをしていて評価される事はないし、逆に自分の意志がなく身動きが取れない為に評価されない

指示されたことはキチンと出来ているはずなのに、評価がされないコミュニティー

それは、本当に辛い

だから、自立して成熟したコミュニティーから、指示待ち人間や依存している人達は消えていく

最近は自立している人は少ないから、そういうコミュニティーには人は定着し辛い

小さい子や習い事などは、親の子供に対する依存が強いほど、その習い事への定着が強い

もし親が依存しながら子供に夢を見てやらせた習い事などで、自立を促されては迷惑だ だから、なかなか強烈な親と子の支持は受けにくい

指示待ち人間を作らないためには、まず親が子供を一人の人間として自立させないといけない

そして、自立した人が多いコミュニティーでも居心地がいいようにしてあげて、かつ、自立した人が多いコミュニティーを探さなくてはいけない

今の世の中、自立したコミュニティーも少なければ、自立した人間も少ない

どちらも探すのに苦労するかもしれない

今の自分や子供にそのコミュニティーが合うかどうかを見極めるのは、結構難しい作業かもしれない

自分が自立しているか? 子供を自立させたいか?

親の言うことを聞かせたい! いい子でいて欲しい! という親の願いは、叶わなくていいのか?

親の言うことを聞く子ではなく、自分でいい悪いが判断できる子を育てるのは結構長い反抗期を耐える覚悟が必要かもしれないよね

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