心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

家族にかかる圧力の辛さ

本人に圧力がかかる場合は、どんなに強い圧力でも立ち向かえたりする

それは本人の気持ちが強ければなんとかなるものだし、それを乗り越えれば先があると思えば乗り越えていけるかもしれない

 

でも、家族、例えば親の場合は、親は自分がしている事ともその人とも何も関わりがない、ましてや、今まで自分を支えてくれた親が自分の代わりに圧力を受ける事は物凄く理不尽だ

 

子供に向く圧力もそうだ

親同士気に食わないからとか、自分の子よりその子が出来るなどで一方の親からや周りから、子供に圧力がかかる事がある

子供になんの落ち度も無いのにその子供が酷い扱いを受ける事となれば、親はいたたまれない

 

でも、自己愛性人格障害者の悪意はターゲットの家族に向くことも多い

 

その辛さは自分にかかる圧力とは比べ物にならない程で心の痛みとなる

 

そこから家族で抜け出そうとあがく事は、自分以外の家族にもっと危害が加わる可能性を覚悟して動く必要が生じてくる

 

これは、耐え難い苦しみだ

 

抜け出ることが難しい一つの理由でもあるかもしれない

 

この自分の代わりに理不尽な圧力を受けている家族を横目に自分の為だけにそこを抜ける決断をする事が、いずれ家族共にそこを抜ける第一歩になるのである

 

家族に対する圧力が強くなる事を覚悟する決断なんて、なかなか出来ない

そして、その圧力はその人や家族以外の人には見ることは出来ない

 

全く見えない

 

周りはその圧力が無い物として抜け出ればいいとアドバイスする

そして、追い詰める

周りからは見えない圧力がますますその人を苦しめるのです

 

そんな時は、どう考えるか?

誰が誰に対して圧力をかけているのか?

その圧力の目的は何かを冷静に考えないといけない

 

本人の身動きが取れないようにしたいというメッセージが隠れていた場合

それをわかった上で完全に分からないフリをして動き続ける事が抜け出る鍵となる

 

少しでも効果があれば、エスカレートしていく

 

効果が無いことを理解させなければいけない

 

そんなこと言ったって出来ない

 

いつも言うけど、出来る気持が持てたときが抜け出るタイミングだ

遅くても早くてもうまく行かない

 

圧力はほんと怖い