心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

今はまだ勝たせたくない

競技の世界で、特に芸術的な点数が付く物は、人の好き嫌いが出てくる

もちろん、明らかに1位だろうと思われる人が優勝する事は当然だが、2人が接戦だった時にどちらを下位にするかは、判定する人の好き嫌いによる

容姿が素敵な人の方が有利な時も多い

でも、容姿がいいから上位になる訳では無い時もあるのかもしれない

この子がもっと伸びそうだと思った時に、もし1位か2位かとなった時に、その子を下位にする事はある

それは親心なような物かもしれない

今ここで上位になってしまったら、ここから今のスピード感を持って伸びなくなってしまうかもしれないと思った時、下位にする事は良くある

まあ、いい気になるなと言えばそれまでなのだが、もっと優しい気持で、その子の未来が見えたとき、この先を見てみたいと思う子っているのかもしれない

そう言われてもピンと来ないのかもしれないが、もしそう思わせてくれるくらいの才能や伸びしろに巡り会えたらなら、ちょっとワクワクする

その子に下位という試練を与えようと思えるなんてなんだか面白いけど、そういう気持ちがあるかもしれないと思ったら、自分の最高のパフォーマンスが上位に繋がらなくても頑張れるのかもしれないなんて思うのです

今は、曖昧な点数のつけ方は、明瞭化に向かっているので、そういう事は少なくなってるのかもしれませんが、もし気に食わない判定でも、その判定に意味があるかもしれないと思うのも良いかもしれないです