心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

怒りは受けなくていい

怒りの気持ちはなぜ起きるか?

怒りは自分の期待に他人が応えてくれなかった時に起きる

この自分の期待は自分の中で他人が自分の思いと同じ考えを持ちその上で自分の期待を遂行してくれるという期待

 

もし無理難題で自分が出来なくても、他人がやってくれる時はできる事を前提として期待する

 

そして、それが出来なかったときは、その他人が出来ない無能な奴だと怒る

責任転嫁

 

まず、自分と同じ考えを持っていると思う時点で境界が曖昧で、自分が出来ない事を人にやらせてやはり出来ないと責任を転嫁する時点で怒る相手は実は自分?となるとここでも境界が曖昧になる

 

誰が悪くて、誰に怒っているのか?というと、出来ない自分が情けなくて自分に怒っている

あともう一つ、自分と同じ事をするように支配するために怒る

 

だから、実はこの場合の出来なかった人は出来なかった事実を反省して次から出来るようにする事はしなければいけないが、怒られるのは筋違い

聞かなくてもいいし、怒ってる相手のご機嫌なんて取らなくていい

 

怒っても、出来なかった事実が変わるわけでも無い

相手は出来ればその人に頼まれる事はやりたくないと思うだろう

頑張る気力もなくなるし、萎縮するだろう

 

怒るではなく、何故できなかったかの検証と次はどうしなきゃいけないかを一緒に考える事が必要なのかもしれない

 

これは子供も大人も一緒

 

大きい声で禁止を叫ばないといけないことはあると思うけど、それ以外は

「何がダメで何をしなきゃいけないか?」

「誰に対して怒ってるのか」

怒られてる方も怒る方も考えた方がいいのかも

 

とはいえ、怒りはイライラしているという事だから抑えるのは難しいのかもしれない