心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

子供のテストを受ける親

子供の受験やテスト、試合や大会など、親はもちろん応援する

そう、応援しか出来ないはず

でも、最近の親は、一緒にテストや受験をして、一緒に大会に出る

もちろん、会場には入れない

テストを受ける事も出来ないし、試合に出るわけでもないのに、気が気ではない親っていませんか?

何日も前からちゃんとやっていない子供にイライラして、当日も子供より緊張して子供よりも精魂を使い果たしたようになる母親が多い

親も頑張っている微笑ましい光景のようですが、私はうんざりです

それって何が起こっているんでしょう?

子供と親が一体になっちゃってません?

そこには子供と親の境界線なんて存在してません

だから、親が自分の思い通りに動かない子供の体と心を乗っ取ろうしています

そりゃあ、子供だって他人です

他人の体ですから、思い通りには動きません

当たり前の事だけど、子供が自分では無い事を親が理解できていません

親子間で境界線がないので、親は子供を自分の一部として動かせるはずだと信じています

だから、自分だったらやるであろう勉強や練習をしない子供にキーッとなるのです

怒るのも分からなくは無いですが、子供が他人だと認識出来てますか?

出来なくて困るのは親ではなくて子供です 練習や勉強をするのは誰のためですか?

そこをまず切り離して、しっかり応援して欲しいなと思います

あんまりヒステリックになってたり、終わってぐったりしている親を見ると、なんだか二人羽織のようで滑稽だなって思ってます

自己愛性人格障害者は、これが日常的です そんな親の子供達は気の毒ですが、連鎖してるので仕方ないです

親の悩みは、尽きないわ!

なんて言っていますが、親の悩みじゃないです なんて自分勝手なんでしょう