心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

子供は親の支配物ではない

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子供を一人の人間として扱ってあげていますか?

我が家は気持ちのみ自立し過ぎで、ちょっぴり甘やかし気味です

勉強出来るようになって欲しいとか、運動出来るようになって欲しいって親の思いは凄いよくわかるのですが、それって誰のためかな?って考えた事はありますか?

勉強出来るようになって欲しいとガミガミ怒ったとして、親も子供も実は他人事です
お母さんが怒ってるから勉強するとか、子供がやらないから勉強させるのではなく、子供が自分が困るから勉強しなきゃいけない


勉強出来ない人間を背負っていくのは出来ない子供で、親ではないです

だからって、勉強しない子供を放置しておけるわけではないとは思いますが…
勉強が出来る子供は母親の素敵なキーホルダーではないです

母親のステイタスにもなりません

でも、勉強の出来る子供とかいい会社に務めている旦那様を自慢する人は沢山います

子供の成績の良さを褒めるというご褒美を餌に子供に頑張ってもらうのです

褒めるのは大切だけど、成績だけを褒めると、ご両親の期待に応える為に子供が頑張るので、親子が逆転してしまうのです

親の思うように子供が動きます
要するに、子供が親の面倒を見ているのです

親がお金を出して、一生懸命子供の為にやっているように見えるのに、機嫌が悪くなる親の顔色を伺って、親の思いを汲んで子供が動くようになるんです

本当は子供が甘えたいのに、親が子供に甘えます

支配どころではないです

もちろん、人格形成には大きな影響があるし、子供の頃甘えられなかった子供は、大きくなって甘えます

パートナーや、子供を無意識に束縛して、優しさの仮面をかぶって支配が連鎖するんです

外からは良い子に見えますが、親の意に添うような支配被支配の関係しか知らない子が育つのです

ゾッとするけど、周りにも沢山いませんか?

気が付かないと子供はあっという間に大きくなります

ちょっと振り返りましょう
あなたはいったい誰に怒っていますか?

子供の為といって自分の劣等感をぶつけてはいませんか?

子供なんて反抗するくらいでいいのかもしれません

反抗期がないという事は反抗出来ないって事かもしれません