心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

記憶のバランス

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記憶が無くなっていってしまうのは、とても寂しい事だけど、記憶が有りすぎるのもとても辛い

 

人間は相当良くできているなと感じます

 

ある日突然記憶が無くなってしまったり、アルツハイマー病とかで記憶する事が困難になったり、記憶って一体何なんだろう?

 

小さい頃の香りや風景があまり記憶にないにもかわらず心地良いと思ったり、嫌な記憶の方が消えなかったり、本当に不思議

   

記憶が無くても、死んだのとは違う

 

記憶があっても生きている意味が無いと思っている人もいる

 

全ての記憶をリセットしたい人もいるだろうし、リセット出来るなら、幼少期の辛い想い出を全て無くして人間形成をやり直したいと思う人もいる

 

どうしても辛い苦しい記憶なら、切り離してしまう事もある

 

本当にちょうどいい具合で頭の中に残る

 

だったら、どんな状態の記憶だとしても、自分の容量に合う記憶として受け止めたい

 

整理出来るうちなら、ぐっちゃぐちゃになる前に、ちゃんと整理したい

 

具体的にいらない記憶は捨てるとか、楽しい記憶は取っておくとか、沢山取っておきたいなら圧縮するとか…

 

誰だっていつか記憶力が衰える

もしかしたら、突然記憶が失われる事だってないとは言えない

 

記憶が完全に無くなるのは、その人では無くなることかもしれない

 

生きていても、記憶がなければその人では無いと思うんです

 

だから、命を大切にするのと一緒に、記憶も大切にして、生きていけたらいいのかもしれないです

 

身体が動かなくても思い出は語れるし、それで心は踊ります

 

一日一日を大切にする事はもしかしたら、記憶を大切に整理する事なのかもしれないな

 

なんて思います

 

結構簡単?いやかなり難しい?

 

子供達を見ていると、記憶の整理はなかなか難しい様に思えます

 

しかも記憶のしまい方の順番は多分その人の癖です

 

悪い事や嫌な事を前面に記憶する脳にしない様な癖を自分も子供達にもつけてあげたいなと思います

 

とりあえず、自分の記憶が確かなうちは、体と共に記憶も大切に生きていかなきゃなって思います

 

心の半分位は記憶かもしれないので…