何度も引っ越しをしているのですが、毎回子供達が保育園や学校やプールに行っている間に引っ越しが済んでいる状態でした
今回は上の子がその日たまたまお休みで初めて引っ越しを手伝ってくれることになりました
いつも夫婦2人で夜中までの引っ越し作業は大変で、寝不足な毎日が続きますが、今回はもう一人います
どれだけ楽になるか?と楽しみにしていましたが…
甘くは無かった…
2時間位したところで、我が子はもうクタクタ
お昼ご飯もままならない初めての引っ越し作業に、てんやわんや
「掃除機掛けてくれる?」の問いかけに「もうやりたくない」と
「じゃあ私やってくるね」というと「やっぱりやる!」と
やらなきゃいけないな〜とは思うのでしょうね
バタバタ動く母を見て、何とかやっていました
しかし、そこから1時間
気持ちは切れて、機嫌がとにかく悪い
手伝ってくれてはいるものの当たり方がキツイので「こっちも大変なのに、あなたの機嫌まで取らないといけないのは大変!」と言いました
引っ越し業者の人が帰った後、荷物を置いていった場所がめちゃくちゃで物が探せない!
ここから生活しないといけないので、私と夫はバタバタと動き回りましたが、子供達はもう知らんぷりです
おまけに「テレビの時間に間に合わない!」とか「Wi-Fiは繋がらないの〜」とか「おなか空いた〜」なんて…
「ちょっと待って!これ終わったら!」というと「私の方が大変だった!ママは楽して!」と…
いえいえ、あなたは座って2時間以上動いていませんが…
しかも「私の方が」とは…
「私の方がやった!」とか「私の方が偉い」と人よりも自分を評価する発言には必ず「あなたは私よりやっていない」「あなたは私より劣っている」という相手に対する物凄い否定が裏にあります
怖い!
評価してもらいたい気持ちは分からなくは無いのですが、否定されると相手を思う気持ちは一気に無くなります
両親共にブチ切れました…
他人と比べる言葉には、褒めても貶してもトゲがあるんです
「誰かよりも〜」じゃ無くて、「私は〜」に切り替えて、無駄に他人を攻撃せずに生きていかないと、相手の優しい気持ちを踏みにじる事になってしまうのかもしれないです
で、クタクタでももちろん引っ越し作業は次の日もその次の日も続きました
我が子はそれからほとんど手伝いませんでした
そして「引っ越しのバイトは絶対にしない!」と作業している両親を横目に言い放つのでした
疲れると、攻撃力が高まります
早く寝て早く起きて、ちゃんと食べて余裕を持って生きていきたいと思います