心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

体力に任せた練習をやめませんか?

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何かを出来るようになるために、ひたすら努力をする

とにかく、練習時間を増やす

 

これはこれで凄い能力

 

でも、出来ることなら小学校高学年辺りでこの方法から卒業してほしいと私は思っている

 

大人になっても闇雲に頑張る人は時間を大切にしない人だと感じる

 

ひたすら練習する事を高学年以上の子供達に強いる大人が私は苦手だ

 

先生のお仕事は、基本子供を上手くする事にある

 

そりゃ「マニュアル化した練習をこなせば、大抵の子は上手くなる」なんて教室はその先生のマニュアルの作り方が素晴らしいし、流行ると思う

 

「先生の言うことさえ聞いていれば、必ず出来るようになる」なんて、親にとっても楽チン過ぎて魅力的だ

 

先生のお仕事は、上手くする事が基本なのだから、それはそれでいいかもしれない

 

でも、私はそんな先生もあまり好きではない

 

何かが出来ないのは、出来ない理由がある

 

出来ない事を出来るようになるためにも、必ず順序がある

 

その順序を理論的に考えることを教えてくれる先生が居たら、そんな先生に自分も我が子も託したい

 

考える事が出来れば、何かを上手くなるスピードは練習時間を減らしても加速する

 

考える事が出来る年齢の初めの頃にそんな経験をさせてあげられる事が出来て、かつ、自分の物に出来れば、かなり要領良く社会を闊歩できるはず

 

ライフワークバランスのいい、休みの日はとことん遊ぶ人達の中に物凄い仕事が出来る人がいる

 

そんな人達の頭の中は、何でも挑戦するパワーと、何でも楽しんで集中出来る発想力と、順序立てて考える理論的思考に満ち溢れているのかもしれない

 

そろそろ、体力に任せた練習を減らしませんか?なんて、大人には特に思います