心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

運動が出来ないと、全てを諦める

f:id:pilatesno-1:20210213220206j:plain運動が出来ないってどれくらい?って思うと思うが、今は想像を絶するほど運動が出来ない子が沢山いる

 

親子運動プログラム「めざせNO.1」に来る子でも、中学生になって階段が片足ずつ下りれない子や小学校高学年になって3メートルも走る事が出来無い子や肩から上に腕の上がらない子もいる

 

これでは生活が困難ではないかと思うが、実際学校にも通って普通に生活している

 

これでは、体育は愚か学校の中の移動さえかなりしんどい作業に違いない

 

日本は皆と同じ作業が出来無いと学生時代は特にしんどい

 

「のろま」だと言われるだろうし、たぶん作業も他の人より遅いし出来ないので、文句を言われたりする事は、多いだろう

 

でも、出来ないのだ

 

自分の思い通りに体を動かす事が困難であるため、運動が出来ない子で手先の器用な子は少ない

 

お絵かきが得意だったりすればまだいいが、それさえも苦手だと、低学年時の学校の授業でできる物が少ない

 

すると、自ずと勉強も出来ないというより、自信が持てなくなる

 

やっても出来ないと諦めて初めからやる事を拒否するようになる

 

何をやっても上手く行かないのに、そこに向かう意味が分からない

 

親が「頑張って!」と言っても、頑張る意味が分からない

出来るイメージがわかない

 

人の真似をすればできるよと言われても、人の真似なんか出来ない

周りはそもそも自分のレベルの遥か上から始めるのだ

 

小学校高学年にもなると、周りとの運動能力の差は開いていく

3歳の子位の運動能力で止まっている彼らに「縄跳びの2重跳びをやってください」「跳び箱を跳びましょう」など、3歳と同じ運動能力の子にはとんでもない体育の授業が日々続く

 

諦めて逃げ出したくなるだろう

 

「めざせNO.1」にくる子供達もあまりに自分が出来ないと、途中ふらっと消えていく

特に上の子についてきた小学校低学年や幼稚園の子達は違う事をしたりして、出来ない物から逃げる

 

それが出来ればまだいいが、学校ではなかなかそうはさせてくれない

 

気持ちの行き場が無くなると、彼らには物凄いストレスがかかる

 

運動ができずに諦めてしまうと勉強は愚か、生きていくことの意味も分からず、楽しみも見い出せず、家の中だけが自分でいれる空間になり、外に出る勇気さえ無くなるかもしれない

 

もちろんそんな子が一人で歩けば転んだりつまづいたりで怪我をする

危ないからと親が言えば自然と一人で外にも出なくなるだろう

 

引きこもるかもしれない

 

 

極端でしょ!と思うかもしれない

でも、これに似た事はどこの学校でも起こっている

 

親が子育てに頑張っていない訳では無い

 

勉強意外の重要性が分からないのかもしれない

「勉強しなさい」とは良く言うが「遊びなさい」なんて言っている親の声は聞かない

 

小さい頃に、ゲームじゃなくて、外で元気に駆け回ってしっかりと遊んで欲しい

 

入っちゃいけない所で遊んで、怪我をしても親には言えない

内緒にして痛くないふりをする位の事があってもいい

そんな子供の頃の思い出は、きっと楽しい思い出として残るに違いない

 

五体満足で帰ってくれば、多少の事は目をつぶってあげていい

 

なんて、思う

 

人生80年、10代で諦めたら先は長い

親子で進める一歩目をお手伝い出来ればと思っています

 

親子で運動プログラム「めざせNO.1」

 

https://mezase-no123pilates.jimdo.com/