心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

楽しいのとポジティブなのは全然違う

楽しく競技を上手くなる

 

これは今のスポーツ界の課題と言われている

 

この手法を使うためにはとにかく人の自立心を育てる事が必要だと思っている

 

自分で考えて自分で練習した成果を自分で評価することが基本である考え方だと思っている

その過程を監督やコーチがチェックして少し修正してあげる事が必要だし、監督やコーチの役割はそこにある

 

それほどギャーギャー言わなくても物事が進んでいく方法である

 

だから、実際は物凄い厳しい

 

自主性のない人は自然と振り落とされていく

支持を待っていても支持は出てこない

甘えが出てダラダラやっても、ある程度の修正はしてくれるが、それ以上尻を叩かれる訳でもない

 

自分のやる気を自分で形にしていかないと、拾ってはもらえない世界

そのかわり、やる気を漲らせ貪欲に上を求めればそれを満たしてくれる技術も場所も与えるというものだと思う

 

これに対して、ポジティブの言葉をかけること

 

悪い事と良い事は裏表だから、いいことしか言わないというもの

これだって、厳しさが無いわけではないとは思うが、言葉の厳しさは避けている

怒らない子育てとか褒める子育てみたいに、甘々なのだ

 

同じようだけど全然違うのだ

 

前者は厳しい言葉もかける

現実を見せて、自分のせいにする

その上で、自分からやりたいように促すものだ

 

ポジティブな言葉をかけるのはネガティブな言葉をかけるより全然良いとは思うけど、それだけでは甘々教育で成り立たない

 

これを表面だけとって子育てや選手を育てる事に活かそうと思っても、全く意味がない

 

私は、前者の考え方が好きだし、自立心を大切にレッスンをやっている

 

子供達もあまりにも自立心が強くて、かなり困っている

 

でも、自分達で色々な事を考えて動く姿は見ていて爽快だし、その行動に信用がおける

 

子供達の成長は早く、先を考えて今を考える事は小学校に入る前でもキチンと出来る

 

最近は自分で考えて動ける人が減っている

キチンと考えて動ける子供達が浮いてしまう位、自立心が無い

 

この方法で人を育てる事に理解が得られない場合も多い

 

でももし何かで世界を目指すなら、必ず必要でお互いに楽しくて楽な方法だと思っている

 

グローバル化は、ここから始まるかもしれないよ