心と身体とピラティスと運動

倉敷・早島でピラティス教室と親子コーディネーショントレーニングしているインストラクターの頭の中を整理するブログ

自己愛性人格障害に愛はない(シングルマザー編)

あるシングルマザーの女性です

 

気の強い方です

仕事は人並みに出来るのだと思います

計算高く、子供を支配し、他人の子と比べて評価をする方でした

ライバル心が凄く、子供にもそれを強要していました

結婚してだいぶ落ち着いたものの、考え方が変わった訳ではなく、一部満たされた部分があったのだと思います

 

最初に結婚した男性は初めからダメ男だったのか、ダメ男にしてしまったかは分かりません

でも、話を聞いていると確実にその女性といたために、ダメな男の人になってしまったのだと思います

男性を立てる方では無いので、男性のプライドが崩れてしまったのだと思います

 

そもそも人を尊敬するとか感謝するとかてはなく上か下かなので、相手が上なら得、相手が下なら見下すという考え方なのです

 

再婚は経済的に裕福な男性でした


シングルマザーとしてはお金がかかり過ぎる身の丈に合わない事をやらせていました


子供に新しいお父さんが出来た時、何となくシングルマザーを脱出出来る手段として、結婚したのだと思いました



損得や勝ち負けで考える方なので、確かにそれで満たされる事も沢山あったと思います


でも、夫になった方はいきなり連れ子の為に沢山のお金を費やすことになります


それを覚悟で結婚されたのだと思いますが、損得で考えている相手の連れ子にお金を費やすのは、私だったらちょっと考えます


男性は懐の大きい素敵な方だと思いました


子供の送り迎えもして、他の子との競い合いのお金さえ出すのですから

 

彼女は結婚してお金の使い方や態度が明らかに変わりました


自信がついたのです


他の人と比べても引けをとらない生活が出来るようになった事が分かりましたし、そんな態度でした


外車でのお父さんのお迎えも何だか不思議でした


だって一人っ子ですから



でも、一番気になったのは、やっぱり尊敬や感謝

 

多分私がその状況だったら、「主人のお陰でね」ってかなり言うと思うんです

 

でも、その女性はどこか尊敬ではない感じ、感謝ではない感じが、お金の使い方や言葉や態度に出てるんです


他人事ながら男性が可哀想だと思いました


もし男性のお金が無くなったとき、こんなはずじゃなかったとこの女性は逃げ出すのかもしれないと思いました

 

 

自己愛性人格障害者のような損得で物事を考える人には愛がありません


愛は無償で見返りがないものだから、損得で考える人の心の中には存在しないのです

 

だから、自己愛性人格障害者の子供は愛されたいと切に願って親の気を引こうと親の期待に添うことに奮闘します


でも、損得で考える人は自分に愛が無いとは思っていないので、子供が愛されたいと思っていることも、恋人や配偶者が寂しい思いをしている事にも気が付かないのです


お金も使ってるし、色々やってあげてるでしょ!その見返りは?と思います

 

そもそも、存在しない感情に気がつく事なんて、出来無いです


そういう人が愛ってこんな感じかなと思っている愛は愛ではなく、支配やコントロールなのです


 そして親から貰えなかった愛を埋めようと子供はかまってちゃんになってみたり、沢山の人と関係を持ってみたりするものの満たされる事は無いのです

 

関わる人を不幸にする人がなるべく減る事を望みます


愛がある子育てが出来たら良いですね